◇生地品番：K21-8642～K21-8647 ◇Wool 100% ◇目付：380g シングルスーツ：本体価格 98,000円（税込107,800円） ジャケット：本体価格 73,500円（税込80,850円） スラックス：本体価格 29,000円（税込31,900円） コート：本体価格 98,000円（税込107,800円） ShopStaff：佐野オススメ商品

『フォックスのフランネル以外はフランネルにあらず。』

この自信に溢れた言葉は、生地に触れてみれば、これは嘘じゃないと感じさせてくれます。

細かいブランド説明をするよりも、この言葉で英国の名門ブランド《FOX BROTHERS》の素晴らしさを伝えられるのではと思い、まずはご紹介させて頂きました。

ちなみに、フランネル生地は今や巷に溢れていますが、実際1950年頃までフォックスは『フランネル』を商標として保有していたそうです。
もともとは《FOX》しかフランネルと認められていなかったということ。

FOX BROTHERSの歴史は古く、1772年創業という超老舗の『英国ミル』。
※ミルとは：
織元ともいわれ、生地のデザイン、生産を一貫して自社工場で行っている。
英国ではもうほとんど見られなくなっています。

世界屈指のステイタスを誇る生地メーカー、〝FOX BROTHERS〟。その生地の素晴らしさは、冒頭で触れてみれば分かるとお伝えしているように、その歴史と伝統を大切にした製法に裏打ちされています。

織機は旧式織機はもちろんのこと、現代の織機も使われていますが、空気を含んで膨らみ感のある生地を織る為にあえて織機の速度を落とす。
更に織り上がった生地を6時間木片で叩いて風合いを引き出す伝統の作業で、生地に豊かな風合いを持たせているそうです。

〝FOX〟はあえて非効率にも見える拘りを貫く事で、コシがありながらふっくらしなやかで霜降り感抜群の、フランネル生地を生み出しているからこそ、冒頭の『フォックスのフランネル以外はフランネルにあらず。』という言葉が言えるんですね。
生産量をむやみに拡大しないことも拘りの一つとして付け加えておきます。

目付（生地の重さ）380ｇと肉厚のフランネル生地は、長い年月をかけて着ていく事でゆっくりと自分の体型に馴染ませていく [エイジング] も楽しめるのも、このFOXのフランネルがいかに上質な生地かを表しています。

今季のコレクションでは、そんなフォックス・フランネルを長い年月をかけて楽しめるよう、（あまりに買い替えて頂けないのは、困りものですが、、、、）ベーシックな無地と《THE　BRITISH》なグレンチェックとハウンドトゥースをセレクト。

上質と品を求めたスーツはもちろんのこと、ジャケットよし、コートよし、とお仕立ての巾が広く、是非1アイテムだけではなく、複数アイテムのお仕立てを楽しんで頂けたらと思います。
単品スラックスも、トップスに何を持ってきていてもコーディネートしやすいのでオススメですね。

2021 A/Wから新たにコレクションに仲間入りをした《FOX BROTHERS》（フォックス・ブラザーズ）、英国が誇る名品生地を一緒に味わいましょう。

最後にもう一つ豆知識を、、、ブランド名と生地ネームにもあるフォックス（狐）は、
狐からではなく、創設者であるトーマス・フォックス氏の名前を冠したものだそうで。。。
あれ？！どうでも良い？！最後がつまらない豆知識ですみません。。。
※ですが、この《FOX》の生地ネームは憧れますね!!!

◇生地品番：M21-6601～M21-6618 ◇Wool 100% ◇目付：21Micron 360g/m ：PERENIAL Super110’s 260g/m シングルスーツ：本体価格68,000円（税込74,800円） ジャケット：本体価格51,000円（税込56,100円） スラックス：本体価格22,000円（税込24,200円） ShopStaff：佐野オススメ商品

皆さんご存知、ビッグヴィジョンコレクションのレギュラー選手でありスタメン、イタリアの名門ブランド《キャノニコ》。
ブランドの歴史成り立ち等は、SPECIAL SELECTIONで何度も繰り返し、読者の皆さんにご紹介しておりますので、今回は割愛しようかなと。（すみません。。。）
それよりも皆さんに、今季新しくキャノニコのラインナップに加えた、『21Micron』をメインにご紹介していきたいなと思います。

さて、皆さんは《CANONICO》というブランドを聞いてどんな生地をイメージしますか？！
イタリアブランドですので、大体イメージするのは、、、艶やかな生地、柔らかくなめらか、軽い、色気がある、、、こんな感じではないでしょうか。

今回ご紹介するこの《21Micron》は、このイメージとは、真逆を行く、今までのキャノニコのイメージを覆す、全く新しいタイプの生地です。

この《21マイクロン》は、生地がヘビィー（目付360ｇ）で肉厚、非常にコシがあり、ツヤはありますが、セクシーと言う色気のあるツヤではなく、どことなく『無骨』でダンディーなイメージ。（ちゃんと伝わっていますか。。。。）
イタリア生地らしからぬ、英国生地的な位置づけです。

注目してほしいのは、目付《360ｇ》という重さ。多数取り扱いのあるスーツ生地の中で最もヘビィーで、このズシっとくる、『ジャケット着てるわぁ～。』という感じをご体感頂ければと。

原毛の太さを表す、Super表記では、21マイクロンは『Super 50’s相当』ですから、いつもの半分以下、この今っぽくないと言いましょうか、どことなくヴィンテージ生地を彷彿とさる生地が好きな方は、間違いなくハマってしまうでしょう。

生地が重く、原毛が太い生地の嬉しい特徴とてして、、、
耐久性が高い・防シワ性に優れる・仕立て映えが良い(見た目が美しく、着やすい) という、扱いのしやすさから、スーツ初心者の方はもちろん、その独特のイタリア生地らしからぬ雰囲気は、イタリア生地を着尽くした、玄人の方にも幅広く着こなしを楽しんで頂けます。

今季は、幅広いコーディネートを楽しんで頂けるよう、ベーシックな無地系統のラインナップですから、シンプルにスーツだけでなく、上下バラして《ジャケット》《スラックス単品》と使えるところも注目したいところ。

もちろん、今までのキャノニコがお好きな方には、お馴染みの《PERENIAL Super110’s》もご用意しているのでご安心を。

ですが、、、
キャノニコが今最も力を入れている生地としても注目の《21Micron》を今季は是非お選び頂ければ嬉しい限りです。

◇生地品番：R21-4601～R21-4611 ◇Wool 100% ◇目付：290g/m シングルスーツ: 本体価格58,000円（税込63,800円） MD：玉岡オススメ商品

ジョン・フォスター社は、英国のほぼ中央に位置し、羊毛産地のハダースに連なるヨークシャーのブラッドフォード郊外クイーンズベリーで19世紀に創業した老舗の毛織物メーカーです。英国の織物産地と言えば、繊維産業の一時代を築いたほど繁栄したのですが、今はすっかりそのお株をイタリアや中国に奪われた格好です。その中でも、気を吐いているミル（毛織物メーカー）のひとつです。
主にスーツやジャケット、スラックス製品に向けた素材を提供する為、原毛はスーパー90’Sからスーパー100’Sの比較的物性の安定した耐久性に優れた梳毛糸で織られた生地が多いのが特徴のひとつです。
今シーズンもそれらエクストラファインウールと呼ばれる素材から、無地、ストライプ、織柄の10マークをピックアップしました。中でも、マイクロヘリンボーンを織り込んだR21-4601、4602のネイビー、ミディアムライトグレイ2色は、ヤングビジネスマンからアダルトシニアまでの幅広い年代層にオススメできるベーシックデザインです。
ハリ・コシが強いのが特徴なので、ソフトメイキングなクラシコイタリアモデル や、逆にしっかりとドレープが出せるブリティッシュスタイルのどちらにも適した素材です。
秋冬物とは言っても、生地の表面が毛足が短くクリアに仕上げられているので、四季のはっきりしている日本でも比較的長いシーズン着まわせるのも嬉しい素材です。だからと言って、連日の着用は禁物で、理想は一日着用したら2日は休ませてあげたいですね。それからブラッシングもお忘れなく！

◇Wool＆Cotton（W61%、C39％） Super140’s（W100%)他 ◇葛利毛織　WOOL COTTONツイル ◇生地品番：X21-3701～X21-3702 シングルスーツ：本体価格 58,000円（税込63,800円） ジャケット：38,000円 (税込41,800円) スラックス：20,000円(税込22,000円)   ◇葛利毛織　Super140’sフランネル ◇生地品番：X20-4606～X21-4701 シングルスーツ： 本体価格 88,000円（税込96,800円） ジャケット：49,000円(税込53,900円) MD：玉岡オススメ商品

ビッグヴィジョンではすっかり国産高級素材の顔となったクズリこと葛利毛織さん。あの？名物社長を先頭にファミリーを中心とした運営がブレ無い物作りの秘訣です。名物社長とはこのコロナ禍で最近お会いできないのが残念なのですが、電話では相変わらずお元気な社長さんでした。
話しを生地に戻しますが、綿々と受け継がれた《ションヘル織機》で織り上げた生地は、ふんわり感とシッカリ感を併せ持った、海外素材に引けを取らない仕上がりがとても素晴らしいです。
今シーズンは新たに紹介する『ウール＆コットン』、最早定番になったヘアリーな《フランネルのスーパー140’s》などを中心にしっかり品揃えしました。
そのクォリティはゼニアやロロピアーナにも負けないものですよ！
新作の『ウール＆コットン』の写真X21-3701、X21-3702は、コットンのブレンドが高い割にそれを感じさせず（ションヘル織機がそうさせています）、ツイルがもたらす上品な光沢が独特の世界感を醸し出しています。クラシックなスーツに良し、スポーティーなセットアップに良し、1年を通して着まわせるユーティリティな素材です。
一方の≪スーパー140’sフランネル≫はすっかりお馴染みのプレーンシリーズですが、今シーズンは一時途絶えていたライトグレイが帰って来ましたよ。やはりネイビーやブラックと比較してスポーティー感が増しますね。
このスーパー140’sフランネル、各色スーツは勿論ですが、ジャケットやパンツの単品に良し、フランネルのふんわり感がロングジャケットやチェスターコートなどの羽織物にも適しているオールラウンドな素材です。

◇生地品番：X21-3714～X21-3719 ◇COTTON 100％ ◇目付：430g/ｍ ジャケット：本体価格38,000円（税込41，800円） チノパン：本体価格18,000円（税込19,800円） ShopStaff：河本オススメ商品

今季の秋冬より新たに加わる新作【PURE COTTON】は、ビジネスカジュアルが進むこの時代に非常に活躍が期待できる生地です。

まずコットン生地と聞いて思い浮かぶのは「チノパン」ではないでしょうか。
スーツでオフィス通勤がマストではなくなり始めている昨今で需要の高まりを見せているアイテムの一つであり、スニーカーでもOKという職場が増えていることから、それに合わせるパンツとしてより注目されています。もちろんこちらの生地で作るチノパンは 間違いなく、非常にお薦めですが、さらに私がお薦めするのは上下のセットアップでコットンスーツとしてのお仕立てです。

あまりコットン生地でスーツのお仕立てをする方が少ない中、何故今回スーツでのお仕立てをお薦めするのかというと、目付が秋冬向けの430g /mと重めの生地になっているからです。重めの目付けである分、生地もへたり難く丈夫であり、ハリ感もあるため立体的でカチッとした仕立て映えするスーツを作ることが出来ます。また、スーツでお仕立て頂くことにより、ジャケット、パンツとそれぞれ単品使いも出来、シーンに合わせて様々なスタイリングをお楽しみ頂くことも出来ます。

お色は定番のベージュの他、カーキやブラウン、オークル（黄土色）のような単品使いとしても非常に格好良くお召し頂ける生地をご用意しております。

厚手のコットンは着込む程、コットン特有の味も加わり、持っておくと長くお楽しみ頂けるので非常にお薦めです。

◇生地品番：H20-9003～H19-9904 ◇Wool 100％ ◇目付：230g/m シングル上下：本体価格 98,000円（税込107,800円） ShopStaff：河本オススメ商品

1910年にイタリア・トリヴェロで創業されたイタリアを代表する世界最高峰のテキスタイルメーカーErmenegildo Zegna 。
「最高のスーツは上質な生地があってこそ」という考えのもとに、オーストラリアなどの契約農場より最上級の原毛を買い付け、イタリアの自社工場にて、紡績、染色仕上げまでを一括管理。この「一貫紡」というシステムのもと、今もなお生地作りに極上を追求し続けています。

そんなゼニアの数ある生地レーベルの中で、極上というお触書で真っ先に紹介されるのが、【TOROFEO】ではないでしょうか。

トロフェオは、その年に最も高品質な原毛を提供してくれた生産者に対して送られる「トロフィー」が名前の由来になっております。そんな最高品質の原毛で作られた生地の高級感溢れる光沢感としっとりしたソフトな肌触りは、どのブランドの生地と比べても別格であり、一度触れれば誰もが納得して頂けるかと思います。
また、「最高の素材は優れたデザインを、最高のデザインは優れた素材を求める」とポリシーを掲げているように、ゼニアの哲学的で洗練されたテキスタイルデザインにも注目して頂きたいです。

厳選を重ねた原料選び、良質な生地、洗練されたデザインとどれをとってもパーフェクトなトロフェオで是非１着お仕立て下さい。

◇生地品番：K20-8003～K19-8908 ◇Wool 100% ◇目付：295g シングルスーツ上下：本体価格88,000円（税込96,800円） ShopStaff：南浦オススメ商品

製糸製織技術が進化し、次々に細番手糸を使用した軽くしなやかな生地が市場を席巻する中で、頑なに質実剛健な生地を供給しているのが、今回私がお薦めするイタリアゼニア社の【ELECTA】（エレクタ）です。
その歴史は非常に古く、ゼニア社の創業が1910年、エレクタの誕生が1929年ですから、90年以上の時を経て、いまだに存続しているロングセラーファブリックとなります。
そのエレクタの特徴は得も言えぬ美しい光沢感に、しっかりと打ち込まれた質感、優れた耐久性、高い実用性であると言えるでしょう。
まず光沢感は高い技術を要する仕上げ（フィニッシング）はもちろん、原毛のクオリティとのバランスが取れてこその結果であります。
質感、耐久性、実用性については目付295gと高品質の原毛をたっぷりと使用し、経糸緯糸を隙間無くしっかりと打ち込んだことの証左であり、ゼニア社のように高い技術力と原毛の調達力が無ければ、決して具現化出来る物ではありません。
またそのブランドイメージと歩調を合わせるように、デザイン面に於いても硬派なイメージを踏襲しております。
ベーシックなダーク系無地、より強い光沢感が特徴のシャドゥストライプ、トラディショナルな柄であるグレンチェックetc、今シーズンは合計16マークの展開となります。
特徴だけならアダルトシニア向けのファブリックと捉われがちですが、長い歴史の中で培われたその魅力は決して色褪せることはありませんから、世代を超えた幅広い年代層にお薦めのファブリックです。

AUSTRALIS（オーストラリス） ・AUSTRALIS SOFT TOUCH（オーストラリスソフトタッチ） ◇生地品番：K21-8613～K21-8641 ◇Wool 100% ◇目付　250g/m 260g/m（ソフトタッチ） シングルスーツ：本体価格88,000円（税込96,800円） ShopStaff：播磨オススメ商品

皆様もすでにご存じのイタリアを代表するファブリックメーカーロロ・ピアーナ社から昨年デビューした《AUSTRALIS》シリーズをご紹介致します。
AUSTRALISは原毛(羊毛１本)の太さが１６micronでSuper１５０‘S (IWTO基準)と表示されます。オーストラリアは羊を育てる環境として適していて、そこで飼育されたメリノ種の原毛を使いAUSTRALISは作られています。

通常はSuper１５０‘S程の高品質生地は、ソフトでドレープ感に優れているものの、シワになり易くハードな着用には向いていませんが、AUSTRALISは、糸の撚りを強くする事により伸縮性を増し、シワになりにくい生地になっています。
軽くて、しなやかなドレープ感があり、艶感はシルク混かと思うほど上品な美しい生地です。語らずとも良い物を着ていると思われますよ。スリーシーズンご着用可能なのも嬉しいところ。
お手持ちの着数が少ない方は、《ここ１番でのスーツ》としてご着用なさって頂ければ幸いです。
また、フォーマルウェア併用も十分できます。
AUSTRALIS SOFT TOUCHは原毛などを含めAUSTRALISと同様ですが、ミルドフェイスのフランネルになっています。冬物をより意識できる生地です。
AUSTRALISの色柄は綾織り無地が７色とナナコ織り無地３色ヘリンボーン無地２色ストライプ６色チェック６色と豊富に揃えました。ベージュ・ブラウン系・グリーン系の柄にあわせてセレクトを致しました。
AUSTRALIS SOFT TOUCHの色柄は無地３色ヘアーライン１色千鳥格子２色チェック4色です。落ち着いたカラーでセレクトしましたので、どなたでもお気に召して頂ける事と思います。

・御幸セル ◇生地品番：X20-3606～X21-3713 ◇Wool 100% ◇目付：320g/m セットアップスーツ：本体価格 58,000円（税込63,800円） ジャケット：38,000円 (税込41,800円) スラックス：20,000円(税込22,000円) ShopStaff：播磨オススメ商品

御幸セルは、２０２０秋冬に大変ご好評を頂きましたので、２０２１秋冬も新規に2色柄を追加してご用意しました。

この素材は、梳毛糸を使い畝がある斜め約４５度の綾を成す織物で≪サージ≫と呼ばれ、１００年以上の歴史がある御幸毛織を代表する生地です。
御幸セルと社名が付けられている程の生地の特徴は、『ハリ・コシ・光沢感・しなやかさ』があり、更にシワ回復力に優れています。
原毛を寝かせて自然復元をさせる『エイジング』や天然石鹸を使用した『洗い』など手間と時間をかけた生地は、耐久性に優れて愛着の湧く服となります。
100年という時代を超えて今でも愛されている所以は、伝統と最新技術の融合により高品質の生地を長年作り続けているところ。

1着をじっくりと育ててみるのも良いかもしれませんね。この生地は最適です。

スーツ・ジャケット・スラックス・スカート・コートと全アイテムにお仕立て対応可能です。
《完成度の高い生地》だからこそなせる業です。

合計５色柄、ベーシックで普遍的な無地が４色と、シャンブレーブルーのシャドーグレンチェックです。
お若い方からシニア層まで全ての年代層に、オーソドックスに長く使える1着を是非オススメしたいと思い、敢えてシンプルなラインナップでご用意しました。

クローゼットに1着あると非常に安心感のあるワードローブとなりますよ。
スーツを着なくなってきた『今』だからこそお勧めしたい、御幸セルはそんな生地です。

【シリーズ】 4PLY VINTAGE ARCHIVE ◇生地品番：X21-3703～X21-3711 ◇Wool 100% ◇目付 320g/m シングルスーツ：本体価格 58,000円（税込63,800円） ジャケット：38,000円 (税込41,800円) スラックス：20,000円(税込22,000円) ShopStaff：富田オススメ商品

今回私がご紹介するのは、4PLY VINTAGE ARCHIVEです。
昨秋冬初めてリリースしたにもかかわらず、
大変好評を頂きまして、《今回は新しい４色(無地２、チェック２)を追加》して更に、カラーバリエーションが豊富なラインナップとなっております。

新色２色は、共に明るい紺杢とグレー杢です。
新柄のチェック２色は、インクブルーのグレンチェックと、グレージュのグレンチェックの中に、流行のグリーンのラインが入った遊び心のある柄出しになっております。

昨シーズン人気で即完売となった《濃紺杢》を始め、 グレイ、ブラウン、グリーン杢の使いやすいプレーントーンは健在で、クラシックなグレージュのグレンチェックテラコッタライン入りは引き続きラインナップ。

昨年悔しい思いをした方は、今年こそお見逃しなく。

へぇ～完売になった生地ってどのようなものなの？と気になる方もおられると思いますので、簡単にご説明いたします。

生地名の頭に、〝4PLY〟と表記されておりますが、
この4PLY（フォープライ）とは、4本の糸を撚り1本の糸にしてから織られた生地になります。
そのため生地にハリコシがあり、シワにもなりにくく《機能性にも優れている》のが完売になった所以です。また、雰囲気のある杢調の生地はどことなく《レトロな雰囲気》もあり、コーディネートに深みを与えてくれます。

生地の厚みは、薄過ぎも厚過ぎもなく程よい肉感ですので、昨今の暖冬にはちょうどいい防寒になり重宝することは間違いない事、 お仕事にもプライベートでもカジュアルにも使いやすい生地感ですので、色々なシーンにマッチする点も嬉しい限りです。

それではここからは、私の一押しコーディネートをレディースとメンズとそれぞれご提案しますので、この秋冬の参考にして頂ければと思います。

◇生地番号：X20-4601～11004-04 ◇Wool 100％ ◇目付：320g/m ジャケット：本体価格 43,000円（税込47,300円） ShopStaff：河本オススメ商品

今年も【カジュアル】を大きなテーマとして、単品使いとしてお使い頂けるスーツ生地やジャケット生地を沢山セレクトしております。

しかし、ビジネスカジュアルが進んでいる中、ジャケットの合わせ方が分からない、という方や、本当はジャケットを着たいけど、正直スーツの方がコーディネートを選ぶ必要がなく、楽なため避けてしまっている。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、そのような方に是非お薦めさせて頂きたい?という生地をご紹介させて頂きます。それは《NAVY　SERIES》です。

まずは、定番中の定番【ネイビージャケット】をお作り頂くと間違いありません?
ネイビージャケットは、アイテムを選ばず、どんなスタイリングにも馴染んでくれるマストアイテムです。
1着お持ち頂ければ、あらゆるシーンに対応でき、コーディネートの幅を大きく広げてくれることでしょう。

ビジネスシーンではウールスラックスにシャツを合わせて綺麗目に。
もう少し崩したスタイリングがお好きな方は、スラックスをコットンパンツに変えると少しカジュアルな雰囲気を変えてくれます。
カジュアルシーンでは、ジーンズにカットソーやニットを合わせて頂くとドレスとカジュアルをミックスしたこなれ感溢れるスタイルに、、、とシーンによって様々なスタイリングを楽しんで頂けます。

また、ジャケットのデザインも、シングルやダブル、アウトポケットにマニカカミーチャetc…と様々なスタイルでお仕立て頂けるのも良い点です。

お客様のお使いされるシーンに合った生地、デザインをご提案させて頂きますので、少しでもご興味のある方は是非ご相談下さい。

◇生地品番：X20-4604～X20-4610 ◇Wool 100%,Wool 75% Cotton 25% ◇目付：330g/m シングルジャケット：本体価格43,000円（税込47,300円） ベスト単品：本体価格17,000円（税込18,700円） MD：ShopStaff：大崎オススメ商品

イタリアのファブリックブランド「BOTTOLI (ボットーリ)」は、イタリア国内での流通を主に、少量生産に拘った高品質な素材を提供してくれる老舗メーカー。
昨年の秋冬よりコレクションに加わりました。
イタリアブランドらしく洒脱な糸使いと柄の表現が魅力的で、そのコレクションの中で特に人気を博したのが、トリコロールカラーのチェック。
一見派手な柄ですが、いざジャケットやベストを仕立ててみると….これが不思議。
ウールパンツもコットンパンツも何でも合わせやすい、簡単にスタイリングできる点が大変好評でした。
今季はその人気のトリコロールカラー以外に、無地1色とチェック2色をご用意いたしました。
BOTTOLIが織り出す生地の風合いを是非ご体感ください。

【シリーズ】 MOON ◇生地品番：X20-4602～X20-4611 ◇Wool　100% ◇目付 320g/m シングルジャケット：43,000円（税込47,300円） ShopStaff：富田オススメ商品

今回私がご紹介するのは、英国<ツイードのMOONです。
ツイードと言えば日本ではハリスツイードが有名ですが、MOONのツイードも世界的にも有名で、イギリスで創業1837年と古く、原料の調達から生地の仕上げまで行う、今には珍しい、《一貫生産》しているテキスタイルメーカーです。

ハリスツイードとの違いをあげますと、
MOONは目付が軽く (生地の重さ)扱いやすいのが特徴でありながら、ツイード生地ならではの素朴な風合いと、しっかりした素材感は変わりません。 ツイードの特長でもあるごわつき感もハリスと比べるとややソフト と思いますので、
着こむうちに体に馴染む時間を楽しむよりも、直ぐに体に馴染む方がよろしければ、このMOONがお勧めですよ。

色柄は、シンプルにお仕立てのしやすい、グレイヘリンボン、ネイビーヘリンボンのプレーンなものから、遊び心のある、オレンジヘリンボンとツイードの風合いを楽しんでいただけるシンプルなラインナップ。

王道のクラシックを表現したいのであれば、ヘリンボンのグレイや濃紺は間違いなく外せませんが、冬のノーブル感＆ウォーム感満点のコーディネ―トを演出したいのならば、少し個性派なオレンジヘリンボンにも是非チャレンジを。

少し派手かな？！と思うかもしれませんが、ツイードの持つ良い意味での、野暮ったさが目に優しい？！色味にしてくれているので、意外とすんなりとご着用頂けます。
それでも中々勇気が出ない。。。という方は、《オッドベスト》で取り入れると案外すんなりとコーディネートできますよ。

それでは、富田がお勧めするコーディネートをご紹介します。