増田氏の話

増田氏の話

皆様こんにちは。

 

吉平です。

 

事前に申しますと、極端に個人的な話です。

 

販促に関わる要所は文面後半に記載いたしますので、吐き気を催す前に後半まで飛ばしてくださいね。

 

 

 

増田氏~?と。

どの増田さん?と意味の分からないタイトルですが、増田氏とはBIGVISIONの上司であり私の先生でもあります。

 

出会いは10年前。

 

当時私は麻布テーラーやファイブワンといった、他大手紳士服メーカーの集まる枚方市長尾谷町の紳士服工業団地に出入りしておりました。

 

枚方市長尾谷町と、紳士服で有名な大阪市谷町の繋がりはこれまたディープなのでまたの機会に。

 

増田氏はO社の型紙開発研究室室長でCAD補正指導、新モデル(型紙)の作成、人材育成、営業と多方面に携わられ、呼び方は違えど私にとってモデリストのような方です。

 

 

日々覚える仕事量に手一杯でヘコみ気味の私でしたが、増田氏より技術や採寸のご指導をいただく時だけは目がキラキラした充実の時間でした。

 

ちなみにこの時期初めてオーダースーツを私に誂えていただいたのも増田氏。

 

 

その頃はモード系の極端タイトなデザインが減っていき、原点回帰多少の絞りを抑えたモダンブリティッシュの型紙をどのメーカーも使用しており、今後店頭で長く着れる服がいいからと。

ブリティッシュで落ち着いた色目の生地をお薦めされました。

 

 

まぁしかし私も天邪鬼で、どんなスーツに決めたかと言うとピークドでラペルは9.5cm幅、袖釦は5個付いて遊び心はまぁ良しとして、生地が新入社員のくせに?イタリア生地のLESSONA(レッソーナ)120‘S黒のチョークストライプ。

 

そんな新入社員イヤですよね今思えば…。

 

出来上がり後はすぐにそのスーツを着て店舗応援に行くのですが、上司やお客様からも良く言ってもらえ何より「誰が採寸したの?」と聞かれた時に、増田さんです、と答えた時の感心の表情が嬉しかったです。

 

 

そんな増田氏は現在BIGVISION自社工場でもある東北オリジナルテクノロジーにおられます。

 

 

出会いと別れを2回繰り返したのち、また一緒に働くことが出来たわけです。

 

畑は違えど行きつく先は私も洋服なのかなと思いました。

 

 

増田氏作です。

 

芯地の説明用に部分解体した見本服なのですが、、増田さんのサイズなので大きい大きい。割り増し料金要りますよ。(増田さんすみません)

 

私もしてみました。

 

半接着で恐縮ですが、教えていただいた技術は活かしておりますので、増田さんも頑張ってください。

 

 

 

結果古くなった自前のスーツを1着処分してしまいましたが、前回投稿分のスーツが出来上がりましたので写真アップしますね。

 

 

たまに浮気はすれど、男の考え方や好き嫌いは何年経っても変わりませんね~。

 

オリテック増田さん、他大勢の皆さんに、今回も良い服ありがとうございます。

 

 

 

話は変わりますが、

本日より中間決算セールがスタートです!

 

 

朝夕寒くなるのを待ってると遅いかと。

スーツを新調される時期です。

京阪神の皆様、大阪堂島にてスタッフ一同お待ちしております。

 

 

店頭では400枚を超える現物の服地と、他にも生地見本帳、新色新柄多数取り揃えております。

 

                                 BV大阪 吉平

 

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