オーダースーツを楽しもう

ヨドバシ横浜店　店長の牧野です。

やっと！ジャケットを着用しながらでも、ギリギリ歩ける気温になってきましたね！！

（速く歩きすぎると、汗かく事もありますが．．．）

食欲の秋、ファッションの秋．．．読書の秋？

ということで、食欲は少し抑えながら（けど食べたい．．．ジム行かないと笑）

ファッションは楽しみましょう！

今回のブログは、「生地」の基本的な知識をすこーし説明します！

スーツの素材でほとんどの割合を占めているのが、「ウール」（羊）です。

生地は紡ぎ方（一本の糸にしていくこと）により、

「梳毛糸（そもうし）」と「紡毛糸（ぼうもうし）」の２種類に分かれています。

・「梳毛糸（そもうし）」

細くて長い原毛になり、短い羊毛を取り除いています。

繊維の流れに沿って撚りを入れ、糸にツヤがあり、表面が滑らかなので、

ウール１００％でもツルツルしています。

・「紡毛糸（ぼうもうし）」

太くて短い原毛を使い、糸を作っています。

繊維の流れが一定でなく、糸の柔らかさを生かして撚りをいれてます。

糸の表面がフワフワしていて、保温性があります。

（一般的な毛糸と呼ばれるものは、紡毛糸です）

次は生地の織り方です。

これも２種類あり、「平織」と「綾織」です。

・「平織」

（いや～最近のスマホはここまでアップで撮れるとは）

最も単純で、経糸と緯糸が一回ずつ浮き沈みを繰り返す織り方です。

糸と糸の間に隙間を持たすことができるので、通気性がよく、

主に夏物に使用される。

・「綾織」

経糸が緯糸の二本分浮き沈みを繰り返し、斜めに線が浮き上がって見える織り方。

織った時の密度が高く、冬物として使用される事が多い。

経糸が多く生地の表面に出るので、光沢感が出やすい。

以上、簡単ですが基本的な生地についての説明でした！

スーツの生地を選ぶときに、このことを覚えて、

よ～く見てみるのも面白いかもしれませんね！

皆様のご来店お待ちしております。

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