本切羽はいかが?
本切羽はいかが?
BIGVISION春日井店のブログにようこそ!
鈴木ワタルです。
殺人的な酷暑から数日、比較的過ごしやすい気温が続いていましたが、また30℃を超える日々が続きます。
予想では梅雨明けは18日頃との事。
とっとと梅雨が明けてカラッと晴れてくれんかなぁ…
早く洗濯物の生乾き臭からおさらばしたいものです。
さて今回は、ジャケットのオプション「本切羽」のご紹介です。
本切羽とは、袖のボタンを開閉できるようにする仕様の事。
↑本切羽仕様
ちゃんと穴が空いています。
↑通常の仕様
穴はありません。
ただ、実際スーツスタイルの際はボタンを開ける機能的な意味はありません。
(暑いからと袖を捲るのは一般的にはNG)
あくまで着こなしの一部として。ボタンを1、2個開けることで抜け感を演出することが出来ます!
ここで一つ、デメリットとして袖丈のお直しが難しいことが挙げられます。
袖の長さを変えれば当然ボタンの位置も変えます。
穴が空いていない場合はボタンのみ付け替えればOKですが、穴が空いている本切羽の場合はボタン位置を変えられません。
その場合は肩の方の生地を詰め、お直ししていく形になりますが、こちらは手間のかかる方法です。
そんな本切羽のデメリットを裏返すと、
「お直しの可能性のある既製品に本切羽は採用されない」
「本切羽である=初めから袖丈がぴったりなオーダーである=高級品である」
こういった経緯から、いいものを着ているんだぞとアピールするために本切羽を採用するという考え方もあります。
が。
実際に既製品で、多くはありませんが本切羽が採用されているものもあります。
そして、既製品とそう変わらないお値段でオーダーできる今のご時世には、単純に「オーダー=高級品」と至るものでもないと思います。
そう言っておりますが、鈴木は本切羽をオススメしていない訳ではありません。
そもそも本切羽は既製品であっても通常よりも工賃が掛かるため、お手頃な既製品スーツに比較的採用されにくく、「本切羽である=高級品」もある程度成り立つと思います。
オーダーで本切羽にする場合は大抵のお店が有料オプションなので、そういった点でもこだわっている感が出ると思います!(BIG VISIONでは税込2750円)
私が作ったスーツは全て本切羽を採用していますし。
開けて袖口がフレアっぽくなっているのが好きですし。
釦ホールが立体的になって、開けずとも高級感が増しますし。
実際、街中のサラリーマンのスーツのほとんどが本切羽仕様ではないでしょうから、差別化も出来ますしね!
何かもう一つこだわりを入れられたい方には本切羽をオススメします!!
ここまでスーツの本切羽について説明してきましたが、もう一つ。
カジュアル目なジャケットの場合です。
ビジネスシーンでは良くないですが、カジュアルシーンの場合は本切羽仕様にすることで、袖を捲る着こなしをすることができます!
好みが分かれるかとは思いますが、私は好きなジャケットの袖捲りスタイル。
それすなわち袖裏が見えるので、捲られる方は裏地も是非こだわっていただきたいです!
この感じだとレディースっぽく見えますね
キュプラの裏地や…
鈴木も使用した大柄プリント裏地を選ぶのもおすすめです!
沢山の種類の裏地がありますので、色々見てみてくださいね!
そんなカジュアルシーンでも使えるジャケット類が、本日7月13日からお買い得に!
詳しくはコチラから←
是非本切羽も一緒にご検討下さいね!
以上、鈴木でした!
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