オーダースーツを楽しもう

こんにちは、渋谷店の三浦です🗿

本日は生憎の雨模様ですが

皆様いかがお過ごしでしょうか？

今回のブログは

今日のような湿度に関連した内容です。

時期的に今は春夏物をメインでご注文を頂くのですが、
今日はその中で良く話題になる仕様についてお話します。

スーツの上着の仕様で

背抜き？総裏？という仕様をお選びいただけるのですが

総裏とは、

その名の通り上着全面に裏地をはる仕様で、秋冬物はこの仕様が一般的です。

対して背抜き

上着の背中の裏地を省くカタチは主に春夏物に用いる仕様です。
背中の裏地を省くことにより、通気性が良くなり、透け感が出て、見た目も涼しげになり、裏地を省いた分軽量になります。
実はこの背抜き

日本では一般的ですが、欧米ではあまりポピュラーではありません。
というのも我が国の夏は高温多湿のためこういう仕様が一般的になった様です。

本来上着の裏地は
1.汚れや傷から表生地を守る
2.滑りやすくする
3.上着の形を保つ

等の大事な役割を果たしています。

私も個人的には

なるべくスーツ本来の形である総裏で着たいと思っているのですが、

それを一部省かなければならないほど日本の気温、湿度は過酷という事なんですね。
昨今、冬のオフィスは空調が行き届き、暖かいので、暑がりな方は秋冬物でも背抜き仕様にしたり。
クールビズが浸透し、夏場に上着を着なくても良い場面が増えたので、春夏物でも総裏にしたりするケースもございます。
仕様を自由に選択できるのもイージーオーダーの大きな利点なので、
こういったご希望がある場合はお気軽にスタッフにお申し付けください。
「よくわからない。」
「あまり気にしたことがない。」

というお客様は無難に、秋冬は総裏、春夏は背抜きをご選択いただければ、快適にお過ごしいただけると思います。
ビッグヴィジョンではどちらの仕様も基本料金のままでお選びいただけますので、用途に合わせてお選びください。
因みに

麻やコットン素材には、アンコン仕立て↑

オプション6,000円(税込6,600円)

軽さや清涼感を求めるなら、半裏仕立て↑がオススメです。

オプション6,000円(税込6,600円)

※アンコン仕立てや半裏仕立ての場合は

構造上タバコポケットが付けられません。

また、アンコン・半裏は国内縫製のみでの対応となります。