こんにちは、春日井店の丹羽です。

 

皆様ファッションの特にお洒落に対する定義はそれぞれ違うかと思いますが、私の場合コーディネートにまとまりやコンセプトを求めたり引き算式で考えたりととにかく洗練され考えられたものをお洒落だと思っています。

 

年々その思いが加速する一方で最終的にベーシックに落ち着いてしまうため「果たしてこのスタイリングは周りの目にお洒落に映っているのだろうか?」と自問自答しています。

 

ただ時にその考えは自身の周りの誰かしらに覆されることがあります。

我々スタッフ側は長く服飾の界隈に関わってセオリーが出来てしまいがちゆえに、逆にお客様の自由な発想に本来あるべきファッションの楽しさを再確認させられる瞬間があります。

 

 

 

 

今回はお客様の仕上がりスーツのご紹介です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲とにかく目を引くベージュ地にブルーのウィンドーペンスーツ。M様撮影ご協力ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唯一無二の華やかさを発揮するこの生地はイタリア発のREDAです。

イタリア産ならではの色彩バランス、柄の大胆さは纏う本人のビジュアルをよりステップアップさせてくれるような力を感じます。

ただ不思議とまとまりを感じさせてくれるのは案外それを支える裏地と表地の統一感かもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲ウィンドーペンの特徴は大胆な大柄。肩回りを中心に体格がしっかりされている方こそ試してみてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲今ホットなベージュの柔らかな雰囲気とブルーラインの鋭さで攻守共に両立した生地になっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベージュがトレンド…とは言いますがその実どうしてなかなかスーツ屋でのベージュ生地のお取り扱いは決して多いものとはいえません。なぜならブラック、グレー、ネイビーが仕立てられる生地の中でほとんどをシェアするからであり必然的に展開数が減ってしまうからです。

ただスーツを着る機会はビジネスシーンだけではなく、華やかな式やイベント事で着るときくらいはそのセオリーから一歩踏み出し周りとはまた違った彩りを放つスーツを…となったとき、そんなときに一つ手元に置いておきたくなるような色だと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲終始和やかなムードでオーダー体験をされたお二人。ファッション通らしさある雰囲気ばっちりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生地の大胆さに負けない大人びた雰囲気を纏うM様だからこそ甘くなりすぎない仕上がりになりしっかりと着こなしていただきました。本当に良く似合われています。

お連れ様と共にファッションへの前向きな姿勢が一緒にお話をしていた我々もとても楽しく関われたことを嬉しく思います。

 

 

M様とお連れ様、お二人とも撮影のご協力ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭のお話に戻りますが私が考えるお洒落とは合理的さに偏っているのだと思います。

もっと無邪気に、パッと見たときに惹かれるものに出会ったときのような初期衝動も大事にしていくのもまた一つのお洒落さであり自由さなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当店BLOGを最後まで読んでいただきありがとうございます。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

 

 

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