ブログをご覧の皆様こんにちは。

赤坂店の正田です。

 

新年を迎えたばかりかと思ったらもう、2月なんですねー。あっという間です。

ビッグヴィジョンも、すでに次のシーズンを見据えアーリースプリングフェアを開催しております。

今回は、春夏用スーツの新調をお考えの方に、春夏用は秋冬用と何が違うのか、どういった仕様に

するべきかを改めて見ていきましょう。

 

①生地の織り方

スーツの織り方は大きく2種類に分けられます。

平織と綾織です。

 

 

『平織』はまさにこれからの春夏シーズンに適した織り方といえます。

図のとおり、単純な織り組織で経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸を一回ずつ交互に織っていきます。

特徴として耐久性に優れ糸と糸の間に隙間が生まれる為、軽く風通しの良い生地になるのです。

 

 

『綾織』はツイルとも呼ばれ、経糸が2本の横糸を通過した後に1本の緯糸の下を通過し、交差部分が

斜めになります。

特徴として伸縮性があり、しわがよりにくいメリットがありますが、平織に比べ耐久力が低く摩擦に弱い

というデメリットもあります。

上記を踏まえ、春夏用のスーツは『平織』の生地が快適といえるでしょう。

 

②裏地仕立て

ご存知の方も多いと思いますが、そうです例の総裏・背抜きというやつです。

その他にも、半裏などありますが今回は、総裏・背抜きに絞って解説していきましょう。

 

『背抜き』

背中心部分の裏地をカットすることで、通気性が向上し軽く着る事ができます。

デメリットとしては汗が直接、生地に触れてしまう事、座りジワが入り易い事です

 

『総裏』

ジャケット内側全体に裏地が付くことで型くずれを防ぎ、ジャケット内の温度・湿度を調整してくれます。

ジャケット内に熱がこもる為、真夏は暑く蒸れやすくなります。

総体的に見て春夏用のスーツは背抜きがおすすめです。裏地の仕立てで春夏用と秋冬用を見分けることが

できるのもメリットといえるでしょう。

 

ビッグヴィジョンでは暑がりな方向けに、メッシュの裏地も用意しております。

上記以外にも、ボタンを貝ボタンにするなどスーツに春夏の要素を取り入れるとより一層、涼しげでおしゃれな

一着に仕上がりますね。

一緒にあなただけの一着を作って行きましょう。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

 

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