年の瀬。

 

幅が狭く急で流れの早い、川の瀬を小舟で渡る、そんな必死な様子を比喩した言葉が年の瀬だそうです。

 

そんな年の瀬、今年は皆が揃って不安な、そして慌ただしくされているかと思います。

 

 

 

 

毎年のことですが、12月によく使う言葉は仕事納めならぬ、年内納めです。

 

他社オーダースーツ店へ電話し、それぞれ理由を付け工場納期を聞き出します。

 

7daysオーダーのシステムが昨年秋暮れより始まってからは、一番早いのでそうして電話で納期を聞くのも無くなりました。

 

体型補正はもちろんゴージラインやポケット位置などのCAD補正、本台場やアンコンなど有名どころの縫製仕様もでき、生地さえ工場に備蓄している物であればおおよそクイックが可能であるというのだから凄い。

 

7日間、遅くても10日間で自宅まで届くことがこのシステムであり、他店に負けない強みでもあります。

 

さて、大阪店では年内渡し(配送)が12月19日(土)までとなっております。

 

配送など遅延も起こり得ることなので、お急ぎの方は納期に余裕を持ってご検討くださいませ。

 

 

 

 

その中で、好きだから纏う、というのはクイックでスーツが必要、その次に該当します。

 

例えば冬、スーツにコート、という着こなしが年間を通じて一番格好良く見える。

 

それはくたびれたメルトン、ナイロン、肘や尻がうっすら摩耗ですり切れたコートであろうが、カシミアやアルパカなどの毛並み揃いの光沢あるハードな着こなしでもそう。

 

無為な心であろうとも、本能的にどうしても自分の好きな物、衣服を身に纏ってしまう。

 

だから「ただ布を纏う」だけでは満足できない。

 

ネクタイなどは、体に対してこれといって巻く理由はない。

 

寒ければマフラーを巻けばよいが、ネクタイは世の中のルール内に従って存在するわけで、自ずと周りのルールに馴染む一つのドレスコードです。

 

やはり自分はその場時々に応じてネクタイを結ぶのは好きですし、気持ちも引き締まります。

 

好きだから纏います。

 

何月何日に、どうしても必要になったスーツを誂えに来られる方は沢山おられます。

 

買わなければならない、という大事な動機。

 

しかし、本当にあってほしいのはその先、服が好きだから、スーツが好きだからという、服に対しての無為自然な気持ちです。

 

顧客様が増え関係性が深くなるにつれ、こういった気持ちが増え有難い限りです。

 

ぜひ7daysオーダーを試された次回は、店頭にて例えば在庫のない1点物、通常納期である他400枚以上の店頭生地をご覧いただき、スーツ、ジャケットやコートなどもお仕立ていたします。

 

 

 

 

次回ブログは12月21日から予定の販促情報、そして年末年始休業のご案内です。

 

ところで、上の写真にあるエルボーパッチ、黒と茶、素材はエクセーヌにてご用意しております。

 

最近雑誌でも取り上げられなくなったエルボーパッチ、在庫もあまりないそうなので、限定オプションです、ぜひどうぞ。

 

 

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大阪ドーチカ店:吉平

〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1丁目堂島地下街6号

TEL:06-6347-5070

営業時間:平日10:00~20:00 / 土曜祝日:10:00~18:00

定休日:日曜日

年末年始休業日:12月27日~元旦1月1日

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