皆さんこんにちは。東銀座店古谷です。
九州各地での豪雨で大変な被害が出ていますが、皆さんの周りでは関係のある方はいらっしゃいましたでしょうか?
早い復旧をお祈りいたします。
しかし、このニュースと東京の感染者数のニュースが、並んで報じられるのは何とも皮肉めいています。
さて、夏に快適なスーツをテーマの3回目ですが、加工・付属品ときて今日は「軽さ」です。
当然ながらスーツの重量は軽い方が、快適感は増します。(特に夏はね)目付260gなどの様に、生地の重さの表示を目にすることがあると思いますが、これは生地1m当たりの重さを言います。軽いスーツを作るために、軽い生地を選ぶことは当然ですが、全体の重さを左右するのは、生地自体の重さ以外に芯地の重さが大きく関係してきます。
以前、見返しの仕様で「半裏」や「一枚仕立て」をご紹介しましたが、
こんなヤツ これは半裏。
如何に「毛芯」を使わずにスーツを仕立てるかで、大きく重さが変わってきます。毛芯を使わなければ軽いスーツが出来上がります。なので、夏の時期「半裏」や「一枚仕立て」が良く利用されるわけです。
但し、反面立体的な高級感や、型崩れの防止などの「仕立て」から生じるメリットもなくなります。一長一短ありますね。
何を第一条件にするか、を決めてから判断しましょう。
Big-vision 東銀座店