皆さんこんにちは。
先日はブライダル参列者のスーツが、カジュアル化している事をお伝えしましたが、今日は式典として臨む際に着用すべきものをお伝えします。
それがこちらの「ディレクターズスーツ」です。
モーニングに次ぐ昼の準礼装で、モーニングを簡素化したものです。
ブラックジャケットに白やベージュ・ライトグレーのベスト、コールパンツの組み合わせですから、モーニングコートがブラックジャケットに置き換わったと言っていいと思います。
前回にも書きましたが、仲人さんや両家のお父様がモーニングを着用する場合、主賓の方や式の冒頭でスピーチをなさる方などが着用していました。
現在は仲人を立てるという事は大分無くなりましたから、両家のお父様がフォーマルウェアとして着用なさるパターンが多いようです。
ベストの釦はくるみ釦にして変化を持たせ、ポケットチーフはモーニング着用時と同様、麻のチーフをスリーピークスで差します。
尚、インナーのシャツの色は敢えてピンクを使いましたが、より華やかになって良いかもしれません。
フォーマルスーツと言えども、ブライダルでこの位の外し技はアリじゃないですかね。
そういえば、英国のチャールズ国王が皇太子の頃（ご自身の結婚式だったか）モーニングのインナーがブルーのストライプでホワイトカラードのシャツだったのを思い出しました。
ブライダルシーズンに向けてのスーツのご相談を承ります。
では、今日はこの辺で失礼いたします。
Big-vision東銀座店 古谷
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