ビッグヴィジョン名古屋春日井店のブログにようこそ!

 

鈴木ワタルです。

 

 

 

 

今回はスーツ生地のご紹介。

 

 

皆様大好き「CANONICO」より、「21Micron」シリーズです!

 

 

こちらの21Micronシリーズ、例年春夏物の入荷はあったのですが。

 

今回の秋冬物に限ると入荷は数年ぶり(のはず)なのです!

 

 

こちらの特徴を、人気シリーズの「PERENNIAL Super110’s」と比較しながらご紹介してきます!

 

 

 

 

21MicronとSuper110’sとの違いをざっくりと説明するならば、

 

21Micronはイギリス調の生地

Super110’sはイタリア調の生地

 

というイメージです。

 

 

一般にイギリス製の生地は、「厚み」「ハリ、コシ」「耐久性」「しわになりにくい」

イタリア製の生地は「柔らかさ」「なめらかさ」「ツヤ」といった特徴があります。

※左がSuper110’s、右が21Micronです。生地の厚み以外が伝わらないのが残念ですが…

実物を見ていただければもはや同じブランドとは思えないほどの違いがあります!

 

 

これらのイメージを、21Micron、Super110’sにそのまま落とし込んでいただければわかりやすいかと!

(大前提、CANONICOはイタリアの超老舗ブランドです)

 

 

 

 

ただ、手放しにこの説明で終わるわけではありません。

 

21Micronはイギリス生地の特徴を持ちつつ、ツヤ感があり上品さを兼ね備え

Super110’sも同様に、柔らかさがありながらある程度の耐久性も持ち合わせています。

 

 

 

 

さらに明確な違いはと言うと、生地の重さです。

 

 

秋冬物に限れば、Super110’sに比べ21Micronの方が約1.3~1.4倍ほどの重量があります。

 

 

近年の傾向として軽く柔らかい生地が好まれるので、重さの話をすると拒否反応が出る方もいらっしゃるかとは思います。

 

 

確かにそちらの方が着ていて楽なのは確かですが…

 

 

しかしその重さがあることによって生地の耐久性が生まれたり、重厚感、立体感、かしこまった印象などを演出できます。

 

 

また、オーダーでサイズの合っているものであれば、ジャケットを着た際に軽く感じ、サイズが合っていないものは同じものでも重く感じると言われています。

 

 

ストレッチの効いた軽くて楽なスーツが人気な今、せっかくオーダーで作るからこそあえて比較的重さのある21Micronという選択は、なんだか粋な気がするんですよね~

 

 

 

 

 

 

 

ということで、21Micronの色柄のご紹介です!

 

無地三色 濃紺、グレー、チャコールグレー

 

 

やや幅広のヘリンボーン 濃紺、グレー、ブラウン

 

 

柄の主張は抑え目なグレンチェック 紺、グレー

 

 

Super110’sの様な華やかな色柄ではありませんが、落ち着いた大人な雰囲気を感じるクラシカルな印象の色柄展開です。

 

渋くてかっこいい…!

 

 

 

もし仕立てていただくのであれば、ダブル、もしくはベスト付きスリーピースなんかだと、生地との相性もいいと思います!

 

 

 

 

 

こうして書いていると、この生地で自分用のスーツを仕立てたくなってきました…

 

 

一か月前に投稿した「キングスマン風のダブルスーツを仕立てたい」という内容のブログの件で、まだ生地選びに迷っていた状況でして。

 

ストライプではありませんが、濃紺のヘリンボーンが筆頭候補に躍り出ましたね。

 

 

 

 

愛知県にお住いの日本男児、いや日本紳士の皆様。今回はいつもと雰囲気の違う英国調の一着を仕立ててみてはいかがでしょうか?

 

 

 

春日井店リニューアル一周年記念セールも開催中ですので、この機会にぜひご来店ください!

 

 

まだ新しくなった春日井店を知らない皆様、以前の春日井店とは全く雰囲気が違いますので!(めっちゃきれいになってます)

 

 

以上、鈴木でした!

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