こんにちは 春日井店山口です。

猛暑が続いていますが、皆様お変わりございませんか?

私は、気温の変化が激しすぎて、身体がついていってない感じです。

梅雨明けしたら、どうなってしまうのでしょうね。

 

先日、 お客様から「皴になりにくい生地がないか?」ということで

簡単にではありますが、生地のお話しをさせていただきました。

 

スーツ生地と言えば、もちろん国産もありますが、イギリス,イタリアが、

毛織物では、歴史があります。

各地域によって、生地の風合いは、違うかもしれませんが、

イギリスの生地は、しっかりとした織りで重厚感があり、

(上からほどよい張りのあるDORMEUIL  AMADEUS

モヘア混のSCABAL

フレスコ織りでドライタッチのMartin sons)

 

一方イタリアの生地はしなやかで軽やかな印象です。

(上から体感温度を下げると言われるErmenegildoZegna COOL EFECT

イタリア最古の織元と言われるVITALE BARBERIS CANONICO

老舗ブランドLanificio di Tollegno)

 

これは生地を織る際の、タテ糸,ヨコ糸の違いだと思います。

イギリス製の生地は、糸を撚り合わせ双糸で織るものが多く、丈夫で張りがあり、

シワになりにくい特徴があるのに対し、イタリア製の生地は、肌触りが滑らかで

軽やかさや艶感があります。

 

どちらが良いとは言えませんが、10数年前までは、イギリス製の生地は、

とても人気でしたが、いつの間にかイタリア製の生地でのご注文が、

多くなってしまいました。

艶感や軽やかさ、しなやかさを求める方が増えたのでしょうかね?

人によって、好みや色柄もあるかとは思いますが、

たまにはイギリス製のカッチリした生地で、注文してみるのも良いかもしれませんよ。

気になる方は、店頭でご相談くださいね。(イギリス生地を見本にした国産生地もありますよ。)

お待ちしております。

 

 

 

BIGVISION名古屋春日井

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