アンコンと半裏の違い

横浜店の佐藤(マリサポ)です⚽️

 

 

 

 

 

 

 

せっかくオーダーするなら

色々拘りたい方も多いと思います。

 

今回は

今の時期だからこその

オススメのお仕立てをご紹介します。

 

アンコンと半裏

 

 

〜アンコンストラクテッド〜

「無構造服」
アンは「否定、打消し」の意味の接頭語
コンストラクテッドは「組み立てられた」の意

 

 

これまでの背広の絶対必要条件とされていた「裏地、芯地、パッド」を極力無くして仕立てられた名称です。

 

 

 

イージーケア性を好む現代人の志向
よりソフトな服を追及するカジュアルの伸展が背景にあり生まれたものと考えられます。

 

 

裏地・芯地・パッドなどの付属を最小限におさえることで、布地を体に沿わせソフトな着心地感になるのが特徴です。

 

 

生活様式のカジュアル化が進む中、ビジネスシーンも必然的に歩み寄り、コットン、麻、ポリエステルなどのハイテク繊維で作られるカットソー、パンツなどとも相性の良いアンコン仕立ては、現代のスーツスタイルにとって欠かせないアイテムです。

また、雨降り袖といわれるシャツ袖仕立て、マニカ・カミーチャを特徴とするナポリ・クラシコも付属類を極力省いたアンコン仕立てと言ってよく、その風通しの良さや軽さかさ、夏用はもちろん、秋冬用としても多くのご要望をいただいております。

 

 

 

 

〜半裏仕立て〜

前身頃の裏地を弧を描くようにざっくりと切り取った裏地の付け方になっております。

この裏地を省いた面積分、通気性が良く軽量化されます。
腰ポケットの袋布が半分程度、顔をのぞかせます。

半裏は一見夏向きのようですが
秋冬物シーズンになると生地自体に重量感がありますので、半裏仕立てにして表生地を使用する面積を少なくすることにより、軽量化されます。

アンコンや半裏は

構造上、タバコポケットが付けられませんが

ペンポケットやネーム刺繍はお付けできますのでご要望の方はご指定ください。

 

 

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