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先日、学生時代のバイトのメンツの飲み会で眼鏡を無くしてしまった鈴木ワタルです…

 

 

日中はコンタクトがあるので大丈夫なのですが、自宅でのリラックスタイムにメガネがないのは非常に不便。

 

 

最近紛失物や破損物が多いので、気を付けないと…

 

 

 

その先日の飲み会で、こんな話が出ました。

 

「初めてスーツをオーダーしたんだけど、こんなにデザインが選べるなんてびっくりした!

後ろのところ一個で割るか二つで割るかとか———」

 

 

 

そう、ベントのお話です。

 

ちなみに学生時代のアルバイトは某ユニークなクロージングのお店でした。

 

アパレルのアルバイトをしていた人ですら、そういったスーツのディテールは知らないもの。

ちなみに私は当時から知ってましたよ!そこまで細かく見てなかったですが^^;

 

いつもデザインをうかがう際は、それぞれの説明をさせていただくのですが。

 

 

今回はオーダーの初歩的なお話、ベントについてより細かく説明させていただきます。

 

 

 

 

センターベント

 

まずはおそらく今の世の中のスーツで最も多い「センターベント」。

このように真ん中で割れているものです。

 

乗馬の際、乗り降りに邪魔にならないようにというのが由来らしいです。

 

スッキリしたデザイン、シンプルなデザインがお好きな方にオススメです。

 

 

 

 

サイドベンツ

 

続いてサイドベンツです。

 

左右に切れ込みが有る形。

若干ですが腰回りのふくらみが大きくなり、少しエレガントな印象。

 

春日井店ではこのサイドベンツを選ばれる方が圧倒的に多いです。

 

その一番の要因として…

 

 

比較的お尻が大きい方(私含め)だとベントがパカっと開いちゃう可能性があるからなんです!!

学生時代ガッツリスポーツされていた方は特に開きやすくなりがちですかね。

 

 

サイドベンツだと力が分散し、ベントの開きが抑えられます。

実際着ているジャケットは鈴木にはワンサイズくらい小さめのものなんです。

それでも開かないのがサイドベンツ。

 

 

あと、クラシックの流れからジャケットの着丈が長くなり、パンツもややゆったり目になってきた今のスタイルにはサイドベンツが合うっていうのもありますね!

 

 

勿論センターベントにして頂いてもまっっっったく問題ありません。

 

 

私も次に作るスーツはセンターもありかなあと悩んでいます。

 

 

 

そしてもう一つ覚えておくといいのが

 

 

センターベン

 

サイドベン

 

だということ。単数形か複数形かってやつです。

 

 

ネットで「サイドベント」によく突っかかってくる人、たまに見ます。

 

別にどっちでもいいと思うんですけどね。(笑)

 

 

サイドベンツ警察にはくれぐれもご注意ください。

 

 

 

ビジネスシーンでは主にセンター、サイドの2択なのですが、他にベントは大きく分けて2種類あります。

 

 

ひとつはフックベント。

 

実物がないので絵にはなるんですが…

このように、上の開き止まりの部分がフックのような形になっているものです。

 

アメリカントラッド、アイビールックなどで多く見られたデザインですね。

 

ビジネスシーンでこちらのフックベントを選んでいただいても問題はないです!

 

少しオシャレ感が増す印象ですね。

 

 

 

最後にノーベント。

礼服や、バブル期のゆったりシルエットのソフトスーツに多く見られるデザインです。

 

採寸する時に着ていただくサイズサンプルのジャケットもこのデザインですね!

 

今の時代ではあまりノーベントは勧めないですが、おしり周りを隠したい方なんかはノーベントを選んでみてもいいかもしれません!

 

 

 

 

ということで、初心に帰ってベントのお話でした。

 

 

デザインを選べる箇所はまだまだあります。

 

こだわりにこだわった思い入れのある一着を作ってみませんか?

 

ビッグヴィジョン名古屋春日井店にてお待ちしております!

 

以上、鈴木でした!

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