皆さんこんにちは。
連日の猛暑で流石に体に堪えますね。今日は猛暑日にはならないようですが、それでも33℃に達する見込みです。
時々お客様から「着なくなったスーツの引き取りってやってない？」と聞かれることがあります。
理由は「ゴミとして廃棄するのがイヤ」だったり、「捨てるよりリサイクル」と言う考えによって発せられるようです。
そういえば服地や繊維のリサイクルってあまり聞きませんよね。だいぶ前からプラスチック製品やPETボトルなどはリサイクルされていますし（正確には回収されている）、最近では廃油が航空機の燃料を作るために注目されたりしています。
しかし、生地や繊維は中々リサイクルしにくい事情があります。異素材を糸や生地に使っているため（混紡・交織）素材のクォリティーを下げずに素材の分離するのが難しいのです。
ですので、服地のリサイクルというと軍手や防音材、工業用のウエスくらいしか出来ないのが現状です。今後技術開発でこういう問題も解決されていくのかもしれませんが、リサイクルとはいえそのためには別に資源やエネルギーを使い、環境負荷をかける場合もあるでしょう。リサイクルしてるから沢山使ってもいいんだね。と言うことにならないようにトータルでどうなのかを見ていく必要があるようです。
では、今日はこの辺で失礼いたします。
Big-vision東銀座店 古谷
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