こんにちは、秋葉原店より飯塚です！
「通年着れるスーツってありますか？」
最近よく聞かれます。
スーツを着る機会が減ったからこそ、一着あればいい。とお考えの方も多いのでしょう。
結論から申し上げますと、
「スリーシーズンまでは対応しています！（春夏秋or秋冬春）」
真夏か真冬、どちらかは諦めてもらう感じですね…。
日本の四季をカバーできる生地って難しいんです。
詳しく説明していきますね。
スーツ生地って基本的には春夏物、秋冬物で分かれているんです。
＜春夏生地＞ 4月～10月くらいまで
平織でさらりとした生地感。通気性に優れており、目付（生地の重さ）も軽い。
ブルーやライトグレー、明るいベージュなど、涼し気な色味の生地も多い。
（特殊生地として、リネンやコットンなど）
＜秋冬生地＞10月～3月くらいまで
綾織で肉厚な生地感。織りの密度が高いため保温性がある。目付（生地の重さ）は重め。
茶色やグレンチェック柄など暖かみを感じる色柄が多い。
より冬向けの起毛している生地なんかも。（特殊生地として、ツイードやコーデュロイなど）
同ライン、同色柄のウール100％生地で比べても… 違いは一目瞭然！
左が秋冬（綾織）右が春夏（平織）
実際に触って頂くと、「生地感が全然違う！」という感想を頂きます。
では3シーズン対応にするにはどうすればいいのか！
それぞれの生地、裏地の付け方で変化を付けることが出来ます。
裏地の付け方は、「背抜き」 「総裏」の二種類ありまして。（OPで他にもあり）
総裏：裏地を全面に貼ったもの。保温性に優れる。
背抜き：背の部分の裏地を貼らないもの。通気性に優れる。
使い分け方はこんな感じ！👇
春夏生地（平織）
→背抜き：夏も涼しく着用可能！～秋先まで。
→総裏：真冬は厳しいけど春～初冬まで対応可◎ or 冬も暑がりの方にはおすすめ！
秋冬生地（綾織）で裏地を背抜きにして通気性を出す
→背抜き：真夏は厳しいけど秋冬春までは対応◎ 冬も暑がりの方にはおすすめ！
→総裏：冬も暖かく着用可能！～春先まで。
最後に3シーズン対応におススメの生地をご紹介します！
ロロピアーナ 365 濃紺無地
super130’sの厳選されたメリノウールを使用。表面をクリアカットした生地は上品な光沢と滑らかさを誇る。
綾織で目付は重くないため、名前の通りオールシーズン対応可能な生地感。
背抜き→春夏秋 総裏→春秋冬
綾織のためどうしても真夏は暑く感じます。
「真夏はクールビズでスーツ着ないしなあ、」という方に特におすすめの生地です！◎
こちら現在開催中のSALE対象でして96000円→54000円に（なんと半額！）
他にも春夏生地（平織）は店内ほぼすべて半額になっております…！！！
この機会に、3シーズン用としてもぜひお仕立てください(^^♪
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7/9までです。ビッグヴィジョン秋葉原店にてお待ちしております🚩
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