横浜店の佐藤(マリサポ)です⚽️
昨夜…というか早朝も
W杯三昧で寝不足ですが
ついつい見入ってしまいます。
27日が待ち遠しい！
さて
先日オーダー頂きましたお客様が
フィッティングにいらっしゃいましたので
ご紹介します。
成人式用にスリーピースのオーダーを頂きました。
キリッとした眼差しで格好良い着こなしですね。
(お客様、撮影時間やブログ掲載にご承諾いただきありがとうございました。アンボタンマナーも👌ですね。)
アンボタンマナーとは？
ジャケットやベストの「1番下にあるボタンは留めない」ルールです。
1番下にあるボタンは留めないように裁断されている為、
特にジャケットは留めると変なシワが出ます。
そもそもの発祥は
当時イギリスの国王であったエドワード7世は大変な美食家で
美食家のあまり体型が立派になり、ある晩餐会の席でキツさに耐え切れず、思わず下のボタンを開けてしまったとか
それを見た周りの人が
国王に恥をかかせてはいけない！！
と、皆が下のボタンを開けたそうな…
これが始まりと言われており、今は「アンボタンマナー」と呼ばれ、着こなしの一般的な常識となっております。
さて
では下のボタンを留めるのは絶対NGか？
と言われるとそうでもなく
というのは
この仕様が生まれたのが1900年代初頭なので、それよりも前の着こなしのスタイルをされている方は、下のボタンをあえて留めて着ることもあり
その当時の着こなしに忠実に沿う洋服をたのしむ方もいらっしゃるので、1800年代の着こなしをたのしみたい方などは、下のボタンを留めて着ても大丈夫なのです。
現代のスーツは、下のボタンを留める前提ではなく、留めないものとして作られているため、留めれば変なシワが出ますが
19世紀のスーツの裾のラウンドは、もっと緩やかで、下のボタンを留めてもシルエットが変わらないラインで作られていたので
留めてもおかしくないのです。
型紙により留めるか？外すものなのか？決まっているということになります。
アンボタンマナーについて長くなってしまいましたが
成人式のスーツをご検討の方
ビッグヴィジョンの7Daysオーダーなら
まだまだ間に合います！
と言っても
あまりギリギリだとお手元に届くまで心配なので
お早めにご利用ください。
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