皆さんこんにちは。
今日は真夏日から解放されましたが、湿度が高く蒸し暑いですね。
ただ今売り場は秋冬の生地やネクタイが揃い、大分カラフルになってきましたので、何度か色のお話をしようかなと思っています。
皆さんは「色相環」ってご存知でしょうか？
色んな色を円状に配置したものですが、マンセル体系とも言われます。
赤やオレンジ等の暖系色と青や青紫などの寒系色、その間の中間色で構成されるものです。
一回目は暖系色を見ていきましょう。
具体的には赤紫・赤・橙・黄の色を差します。
【赤】ご存知の通り赤には情熱や強さ、熱などのインパクトがありアグレッシブなイメージがあります。スーツのコーディネートに用いると「パワーコーディネート」になります。いい例がトランプ前米大統領のコーディネートですね。友好国（イスラエルなど）との会談の際はブルーのネクタイでしたが、選挙時などは赤のネクタイが目立っていました。相手を威圧する感じでしょうか。
【橙】オレンジですが、活発で明るい元気なイメージが感じられますが、赤よりはおとなしめなイメージです。グレーやブラウンのスーツが少し地味目に思えたら、インナーにオレンジ色を使うと華やかさが増し、親しみやすい印象になります。
【黄】色の効果としてはオレンジに近いのですが、オレンジよりも強さがあります。そういえば黄色は注意の色でしたね。注目を集める色ですから、スーツのコーディネートでは差し色として、ネクタイやポケットチーフに使いたいですね。またはライニングに使って、意外性をアピールするのも面白いかもしれません。
では、今日はこの辺で失礼いたします。
Bigvision東銀座店 古谷
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