こんにちは、渋谷店の三浦です🗿
〜オーダースーツ〜
昔は富の象徴だった時代もありましたが、物流・縫製技術の発達などにより、今では上質なオーダースーツが手ごろに仕立てられるようになりました。
スーツはいつごろから、どのようにオーダーで仕立てるようになったのか?スーツの起源や進化についてご紹介いたします。
〜スーツ発祥の地〜
スーツの発祥は16世紀ごろのイギリスといわれています。まだその当時は農民服が一般的なものでしたが、今でいう燕尾服のようなつくりが主流でした。
19世紀に入るとイギリスの貴族が着用することをメインとし、朝の散歩用に歩きやすく前裾を大胆にカットしたモーニングコートや、乗馬に適した形へと改良されていきます。
その後、乗馬後にそのまま宮廷に入れるように…と礼服化し、現在の主流となっている正礼服へと変化していきました。
現在のスーツの形の起源とされているものは諸説ありますが、軍服と言われています。軍服の首まである襟を倒し楽にした形が現在のスーツの襟の形であり、窮屈さを軽減するためにボタンの数が5個から4個、3個、2個…と減らされたものが今のスーツ(ジャケット)の形になったと言われています。
いずれも楽に着用できるように、その時代の背景に伴って形や仕様が変化していったのですね。
スーツの起源を見ていくと、農民服から変化が始まり、そこから軍服や航海士、貴族が動きやすさや利便性を重視した考えをメインに縫製を行い作られたものが、現在のビジネススーツの形に繋がっています。
ということで
スーツ発祥の地、イギリスブランド生地が入荷いたしましたのでご紹介します🇬🇧
🇬🇧アルフレッドブラウン(4マーク)
アルフレッド・ブラウンはブランドネームにもついていますが1915年英国の西ヨークシャー州にて創業、現在でも毛織物で有名なこの地域において一番の生産量を誇るイギリスの老舗織物メーカーです。生地感はしっかりと目の詰まったハリのある生地でありながら上品な光沢感をもち、高い耐久性が求められるビジネスマンスーツにはおススメな服地です。ギーブス&ホークス・アクアスキュータム・ポールスミス・ダックスなどの有名メゾンにも生地を供給している信頼なるブランドです。
🇬🇧アレクサンダー&ヨーク(3マーク)
ロンドンで創業、100年以上の歴史があるマーチャントです。最終工程のフィニッシュでは独自の仕上げ技術を駆使してクリアでエレガントな生地を作り出しています。天然素材のみ使用し、耐久性と美しさを兼ね備えた生地は多くのファッションデザイナーから支持されています。
🇬🇧エンパイアーミルズ(3マーク)
ヨークシャーの大都市リーズの近郊ブラムレーを本拠地とする創業1915年の同族経営ミルです。主に英国国内市場に向けに、クオリティーとコストパフォーマンスの高い紳士服地を生産しています。「豊かなデザインと短い納期、品質とサービスを向上することで勢いを止めず」をモットーとし、工場では最先端の機織機を導入し、ウェストヨークシャで第一の生産量が確保されています。
🇬🇧ジョングリーニッシュ(5マーク)
イギリス北部のハダースフィールドに拠点を置く老舗毛織物メーカーです。高い仕上げ技術と品質管理により「クリアーな顔」を持つ梳毛生地が特徴です。英国内やアメリカのアパレルメーカー、百貨店などへOEM供給しています。
🇬🇧ラントウッドハウス(5マーク)
英国製毛織物の聖地「ハダースフィールド」に拠点を構える老舗ミルです。伝統的な製法を守り続けることにより、上質な毛織物を提供し続けています。
多少の混雑は予想されますが、
順番にお伺いいたしますのでお気軽にお立ち寄りください。
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当店は
メンズ&レディースオーダー承ります。
日程により
レディース採寸スタッフが不在の場合もございます。
事前にご予約頂けますと幸いです。
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渋谷店TEL 03-5778-3543
(レディース担当:三浦)
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