こんにちは、五反田店のニホンギです。
本日は、お客様から”ウールは綿や麻と違い、なぜシワにならないの”?とご質問がございました。
はじめに
ウールとは羊から採集される繊維。他アルパカ、キャメル、アンゴラ、モヘア、カシミヤがあります。羊毛の特徴は、保湿性、吸湿性、弾力性があり、欠点は虫に弱いこと、縮むこと。産地はオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アメリカ、アルゼンチン、ウクライナなど。
ウールが麻や綿と違いシワにならないのはなぜか?
羊の1本の毛(繊維)を見ますとクルクルッとした状態です。(ストレートではないです。)これをクリンプと言い、空気を含み保湿性に優れ、弾力性もあります。
1本の繊維を両手で引っ張り伸ばしても元に戻ろうとします。ですので生地にしシワになってもある程度は戻ろろうとします。適度な伸縮性もあります。
強いシワは、スチームアイロンを1cm離しジェット噴射により簡単に戻ります。
注意点はウールは、ゼニアのトラベラーと他ブランドでは違いがございます。
クラシックとトレンドについて今後もわかりやすく解説していきます。
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