こんにちは、五反田店のニホンギです。
袖ボタンの数は何個が普通?意味は?数で何が変わるの?
本日は売り場で多数ご質問いただきます、袖ボタンの数についてです。今回で2回目の投稿です。
袖ボタンがついているのはなぜ?袖をまくり上げやすいため、袖で鼻水をふかない等の説があります。
現在では装飾の一部です。
では数について
袖ボタンの数は連帯説
あの有名な赤い服を着たバッキンガム宮殿の衛兵は英国陸軍近衛師5つの軍隊に分かれています。
グレナディアガーズ→袖ボタン1個
コールドストリームガーズ→2個
スコッツガーズ→3個
アイリッシュガーズ→4個
ウェルシュガーズ→5個と軍隊ごとに違います。
出身地の各地方を表す説
スコットランドが3個
記憶ですと1990年ぐらいまでが3個主流と言っていいほど大かったと思います。最近の既製服商品型店舗でも目にするようになりました。
イングランドが4個
現在スーツの場合4個が最も多いです。
ウェールズが5個
5個はトム・フォードの影響で流行りました。最近は本切羽にして真ん中の1個をはずすとかっこいいですが、穴をあけない場合個性が強いです。
続いてつけ方はボタンを重ねたキッスボタンや
くっつけたキッシングがあります。
スーツやジャケット生地の色柄や季節などに合わせて素材やお色をお考えいただくとよろしいかと思います。
今後もクラシックとトレンドの深い話を分かりやすく解説していきます。
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