夏休みが終わると同時に秋が始まればいいのに、、、といつも切に願っていますが、まだまだこの暑さと付き合っていかなければなりませんね。
さて、
こうも暑いと外に出る気も起きないでしょうから、こんな時は部屋を涼しくして、そろそろクローゼットの整理を始めませんか? こんな時期に?なぜ?って、それは、これからご紹介させていただく《SPECIAL SELECTION》をご覧いただければ、今すぐにでもクローゼットに迎え入れたい!と思えるような新たな1着(2着3着かもしれませんよ。)が必ず見つかることは間違いなしだからです。
経験豊富でちょっとだけクセのある?!当社スタッフが、新作生地コレクションをご紹介するだけに留まらず、年代別のスタイリングやトレンド情報や、生地の豆知識まで、幅広くご紹介している《SPECIAL SELECTION》を、残暑厳しい今の時期に、じっくりと、余すことなくご一読ください。
ビッグヴィジョン2023年秋冬コレクションテーマは、『THE BASIC』です。
スーツの立ち位置が変わった今の時代に求められる≪ベーシックな1着≫を存分に楽しんでいただけるような素材感、ブランド(『英国生地の復権』も見逃せません。)を中心に取り揃え、現代のクラシックを体現いただけるようなラインナップになっております。 シンプルだからこそ、生地感、サイジングにこだわる。 まさに、オーダーを楽しむための、『THE BASIC』なコレクションをお楽しみください。
それでは、今季オススメの秋冬新作生地のご紹介です。今シーズンもどうぞよろしくお願いします。
2023年 AUTUMN & WINTER生地バリエーション
- <GOLD LINE>
- 69,300円 葛利毛織 DOMINX
- 77,000円 CANONICO 21Micron /Super100’sフランネル/Super120’sサキソニー
- 77,000円 CANONICO PERENIAL Super110’s(キャノニコ)
- 69,300円 JOHN FOSTER(ジョン・フォスター)
- 69,300円 4PLY VINTAGE ARCHIVE
- 43,000円 PURE COTTON ~JACKET~ / 20,000円 PURE COTTON~PANTS~
- <PLATINUM LINE>
- 105,600円 FRATELLI TALLIA DI DELFINO(フラッテリ・タリア・ディ・デルフィノ)
- 105,600円 Loro Piana AUSTRALIS Super150’S / SOFT TOUCH(ロロピアーナ)
- 105,600円 葛利毛織 Super140’sフランネル
- 105,600円 Ermenegildo Zegna ELECTA(エルメネジルド ゼニア エレクタ)
- 118,800円 DORMEUIL AMADEUS 365(ドーメルアマデウス 365)
※表記の金額は税込価格です。
PLATINUM LINE
<1>DORMEUIL AMADEUS 365(ドーメルアマデウス 365)
生地品番:H23-9812~H23-9815
Wool 100%
目付:260g/m
シングルスーツ:本体価格108,000円(税込118,800円)
スリーピース:本体価格128,000円(税込140,800円)
見てくだい。この艶感、そしてこの色気。
ビッグヴィジョンの高級インポートブランドと言えば、ゼニア、ロロ・ピアーナ、タリアとありますが、このブランド全ての良いところを集めて一つにしたと言っても過言ではないと思わせてくれる生地が、DORMEUIL AMADEUS 365(ドーメルアマデウス 365)です。
コレクションの中では、スーツ生地として久しぶりの本格的な英国モノではありますが、ちなみに皆さん、このDORMEUIL(ドーメル)を英国ブランドと思っている方も多いのではないでしょうか。
生地の耳に≪MADE IN ENGLAND≫と書いてあるのでそうだろうと思いがちですが、ブランド自体は『フランス発祥』で英国ブランドではありません。
フランス発祥ではあるが、扱う毛織物はイギリスから輸入する《MADE IN ENGLAND》を徹底するのがドーメル社の特徴。
フランス生まれイギリス育ちというイメージで、これを聞くと、なんだかちょっとだけ、いけすかないヤツだなと感じるのは私だけでしょうか。
英国的な威厳とフランス的な感性と華やかさ、その二面性を表現できるところが『ドーメル最大の強み。』なんて優等生なんでしょう。できる男って感じですね。
そしてこのアマデウス最大の特徴は、『高級感と実用性』です。
冒頭でもお伝えした通り、この色気と艶は他のブランドの追随を許さないほどで、紺無地の生地一つをとっても、ただの紺じゃない、ラグジュアリーな紺とでも言いましょうか、着る人に色気と華やかさを与えてくれる高級感は抜群。
実用性という観点からは、英国製ならでは縦横双糸で織られたしっかりとした質感と生地の持つ重厚感はそのままに、生地の目付を軽くすることで『オールシーズン(365日)』着用できる通年用素材として実用性も抜群。(夏は暑くて着られないですが、、、)
スーツを着る機会が減ってきた今の時代に、非常にマッチしている素材感と言えるのではないでしょうか。
スーツを着る時は最高級の生地を纏いたい。そんな思いに存分に応えてくれる生地こそが、《DORMEUIL AMADEUS 365》です。
是非今シーズンの至高の1着としてお選びください。
<2> Ermenegildo Zegna ELECTA(エルメネジルド ゼニア エレクタ)
生地品番:K23-8749~K22-8908
Wool 100%
目付:295g/m
シングルスーツ:本体価格96,000円(税込105,600円)
スリーピース:本体価格116,000円(税込127,600円)
スーツを着るなら、ラグジュアリーな生地を日常的に使いたい。
スーツ=男の戦闘服だ!という考えが変化してきている今の時代ですから、このような考えをお持ちの方もいるかと思います。
では、高級感のある生地は?というと『光沢感が強い生地』というイメージがありますが、一般的に光沢の強い生地は細い原毛から作られ、その繊細さから光沢感や風合いを生み出すが耐久性が弱点となるケースが多く、そのため日常的には着用できませんよね。
そんなセオリーを崩すことができる生地が、Ermenegildo Zegna ELECTA(エルメネジルド ゼニア エレクタ)です。
エレクタの特徴は得も言えぬ美しい光沢感に、しっかりと打ち込まれた質感、優れた耐久性、高い実用性を持ち、このランクの生地でも安心して着ることができます。
誕生して90年以上になり、現在も継続しているゼニアのロングセラーファブリックで、誕生してから生地規格を殆ど変えることなく、今日に至っていることから、この生地がいかに世界のビジネスパーソンに信頼され、愛されてきたかのか分かりますね。
かく言う私もエレクタを着ておりました。採寸などで皆さんが思っているほどに、動きの激しい仕事なのですが、シワの回復も良く、生地がだれることもなく、着る度にいつでもシュっと気持ちを奮い立たせてくれていました。
生地品質の高さ、耐久力は、体感している私が自信を持っておすすめします。
今年は新色のK23-8845 チャコールグレイ無地で新調しようかなと狙っておりますので皆さんお早めにご検討ください。
今シーズンはそんなELECTAの生地を存分にデイリーに楽しんでいただけるような、クラシック&ベーシックなデザインの生地をセレクトしました。
重厚感のある艶と、ダンディズムを是非日常的にお楽しみください。
<3>Loro Piana AUSTRALIS Super150’S / SOFT TOUCH(ロロピアーナ)
生地品番:K22-8718~8745・K23-8033~8824
Wool 100%
目付:USTRALIS Super150’S-250g/m、SOFT TOUCH-260g/m
シングルスーツ上下:本体価格96,000円(税込105,600円)
さぁ皆様お待ちかね、いよいよ2023Autumn&Winterの幕開けです!
私大阪店ShopMaster南浦が第一弾としてオススメ致しますのが、男性のみならず女性からの人気も絶大な”Loro Piana AUSTRALIS Super150’s& SOFT TOUCH“(ロロピアーナ オーストラリス&ソフトタッチ)です。
一度でも袖を通したことのある方でしたらその魅力は十二分にお感じ頂いているかと思いますが、ご存知でない&未経験の方に改めてロロピアーナの特徴についてご説明致しますと,,,,,
カシミアを始めとする最高級素材を使用した生地作りを得意とするミル(メーカー)でありつつ、同社の名を冠したプレタポルテ(既製品)も展開しております。
こう聞くとロロピアーナのスーツを着た経験のある方は“はっ!?”とお気づきになられるのではありませんか?
そうロロピアーナの個性的な色柄はプレタポルテで培われた感性が土台となっています。
ルイヴィトン始め、キートンやブリオーニといった高級プレタブランドがこのロロピアーナの生地を使用するのも頷けますね。
当店では同じイタリアのエルメネジルドゼニアと並ぶラグジュアリーブランドであるこのロロピアーナですが、今期は定番シリーズの“オーストラリス”に加え、秋冬らしいウォーム感のある”ソフトタッチ“の二本立て
前者がクリアカットという仕上げ方法で光沢感とドレープ感(柔らかで波打つようなさま)を強く表現しているのに対し、後者のソフトタッチは敢えて生地の表面を毛羽立たせたミルド調と呼ばれる加工でカジュアルな印象に仕上げているのが特徴です。
同じロロピアーナでも特徴の異なるこの2つのシリーズ、多様なビジネスシーンに於いて柔軟に対応出来るようポイントを押さえたバリエーションとなっております。
フォーマルユース向けのオーストラリスは全21マーク、ジャケパンスタイルに代表されるビジネスカジュアルに最適なソフトタッチは全8マーク。
それぞれ無地ライクなモノからロロピアーナらしい個性的なストライプやチェック柄まで隙のない品揃えとなっております。
23AWの記念すべき1着目は是非この“Loro Piana”をお選びください。
<4>FRATELLI TALLIA DI DELFINO(フラッテリ・タリア・ディ・デルフィノ)
生地品番:K23-8801~K22-8714
Wool 100%
目付:235~285g/m
シングルスーツ:本体価格96,000円(税込105,600円)
イタリア三大生地メーカーであるTALLIA DI DELFINO《タリア・ディ・デルフィノ》。
様々なシリーズが出される中、今年ビッグヴィジョンがチョイスしたのは4つ、メインはNapoli seriesです。
その名の通りナポリをイメージした見た目と風合いで、実際の目付よりも爽やかさ軽やかさを感じられるシリーズとなっております。
『Napoli 17micron』は柔らかくて光沢に優れたロイヤルサージ素材で、目付は250~260gと年間を通して着用可能なほどの薄さと軽さを備えております。
『Napoli 130 twill』しっかりとした打ち込みの細番手のメリノウールを使用し、柔らかさに加えて機能性も加わった素材です。
また『HONEY WAY』は、その名前の通り環境に優しいミツバチの蜜蝋(みつろう)を使ったフィニッシュが施された“滑らかでとろけるようなソフトタッチの生地”となっております。
最後にご紹介するこちらが特にオススメです。
『Napoli super 130’s FLANNEL』ベージュのフランネル素材です。
淡く柔らかい色は、ダークトーンの服装が増えがちの秋冬にはとても新鮮。
華やかさと洗練されたムードを醸し出しませんか。
メンズはジャケット、レディースはパンツのお仕立てをお勧めいたします。
<5>葛利毛織 Super140’sフランネル
生地品番:X23-4606~X22-4607、X23-4606
シングルスーツ:本体価格96,000円(税込105,600円)
ジャケット:本体価格68,000円(税込74,800円)
スラックス&スカート:本体価格 28,000円(税込30,800円)~
コート:本体価格111,000円(税込122,100円)
ビッグヴィジョンで最早定番となっている、人気の冬の代表素材と言えば、、、 《葛利毛織 Super140’sフランネル》と、答えが返ってくるほど、コレクション登場時から多くのお客さんのハートを掴んで離しません。
人気の所以はズバリ、、、まるでカシミヤのような上品な風合いと美しさ、それに相反するような耐久性=仕立て映えの良さです。 更に言うならば、スーツ、ジャケット、単品スラックスに、スカート、そしてコートまで、どんなアイテムでも仕立てることができる、《仕立ての幅の広さ》も付け加えておきます。
オススメしている私も《葛利毛織Super140’sフランネル》の一番のファンでありまして、実は私のファーストスーツは、この生地のライトグレイのスカートスーツだったりします。
入社して6年、まだまだ現役で活躍している主力選手です。
シーズン初めにこのフランネルのスーツに袖を通す度、『もう何年も着ているのに、いつまでも型崩れしないなぁ』と、その耐久性と生地の持つ美しさにいつも『いい生地だなぁ~。』と感心してしまいます。
Super140’sフランネルを実際にお仕立てされたり、ご覧になったりした方にはよく分かるかと思いますが、初めて生地を見た時の印象は、《上品な雰囲気》、《どこか素朴で暖かみのある表情》、《安心感》を感じませんでしたでしょうか。
そして、実際触ってみると、《目の詰まった弾力性》、《柔らかな風合い》、《上品な艶っぽさ》に心を奪われ、『この生地で仕立ててみたい!』と思わずオーダーをしてしまう。
一度触れたが最後この生地の魅力に取りつかれてしまいますよ。
実際に色違いや、アイテム違いでリピートしてお仕立てされることも非常に多く、毎シーズン心待ちにされているお客様が多いのも、頷けますね。
今季リリースするカラーは、紺無地、濃紺無地、黒の3色展開
本当にお仕立てしやすく、幅広いコーディネートを楽しめる色だけを厳選したベーシックシリーズです。
それでは、私のオススメするお仕立て&コーディネートをメンズとレディースの方向けにそれぞれご提案させて頂きます。
GOLD LINE
<6>葛利毛織 DOMINX
生地品番:P23-5001~P23-5606
Wool 100%
Wool 79% Kid Mohair 21%
Wool 99% Polyester 1%
Wool 80% Kid Mohair 19% Polyester 1%
目付:265~343g/m
シングルスーツ:本体価格63,000円(税込69,300円)
スリーピース:本体価格78,000円(税込85,800円)
ビッグヴィジョンでも長年愛される国産高級素材の顔《葛利毛織》
お馴染【ションヘル織機】により時間をかけてゆっくり丁寧に作られた生地は、原毛本来の艶と柔らかさを味わうことができます。
そしてなにより、今季ご用意しましたドミンクスシリーズは、独特のハリコシ感が特徴であり、ハードユースせざるを得ないビジネスマンも安心できる丈夫さを兼ね備えています。
また、独特のハリコシにより艶が引き立ち、仕立て映えする上品なスーツに仕上がりますので、見た目良し、着心地良し、耐久性良しと、自信を持ってオススメ出来る逸品です。
今季は、ネイビーとグレイのベーシック且つクラシカルな色柄をメインに、一癖あるグリーンやブラウン、またデニムライクな生地等もご用意しております。
葛利のスーツというのは、どこか安心すると言いますか。1着は必ず持っておいて欲しい、と心の底から思いますので、この世界に誇るMADE IN JAPANクォリティー《葛利毛織 DOMINX》、是非一度ご体感ください。
<7>JOHN FOSTER(ジョン・フォスター)
生地品番:R23-4801~4811
Wool 100%
目付:290g/m
シングルスーツ上下:本体価格63,000円(税込69,300円)
スリーピース:本体価格78,000円(税込85,800円)
当店のラインナップの中でクオリティとプライスのバランスが良いブランドと言えば、イタリアブランドのcanonicoで疑う余地はありませんが、じゃあ英国ブランドでは?と問われるとこの“ジョンフォスター”を於いて他にありません。
あいにく昨年は諸事情が有って1シーズンスルーしましたが、多くのお客様から復活を望む声を頂戴し、今シーズン改めてラインナップに加わりました。
イタリア物は毎シーズン、コレクションをリニューアルするので非常にバラエティに富んだ内容となりますが、反面英国ブランドは非常にベーシックな柄を継続的にリリースするのが特徴です。
内容的に面白みは少ないかもしれませんが、ベーシック且つ男らしい力強い印象のスーツをお求めの方やスーツに耐久性実用性を求められる方に相応しいブランドと言えるでしょう、正に質実剛健
ゼニアやロロピアーナは憧れるけど自分にはまだ少し早いからキャノニコで、といって関係性が、英国物だと前者がドーメルで後者がこのジョンフォスターに差し代わります。
英国調のしっかりとした生地感がお好みで、これまでは国産生地onlyだった、と言う方にとって入門編と言えるのがこのジョンフォスターです。
定番の無地、ヘリンボーンに加え、That’s Britishなワイドピッチのシャドゥ&ピンストライプetc、全11マークをご用意致しました。
ビジネスカジュアル?ジャケパン?俺はいつでもどこでもスーツだ!といった方
1着、騙されたと思って、このジョンフォスターで仕立ててみてください!
<8>CANONICO 21Micron /Super100’sフランネル/Super120’sサキソニー
シリーズ:21MICRON /Super100’sフランネル・ Super120’sサキソニー
生地品番:M23-6622~M23-6820/ M23-6813~M23-6822
Wool 100%
目付:360g/m / 340 g/m・270 g/m
シングルスーツ:本体価格70,000円(税込77,000円)
スリーピース:本体価格85,000円(税込93,500円)
イタリアを代表する名門ミルでありビッグヴィジョンの不動のスタメン” ヴィターレ・バルべリス・キャノニコ“
そんなキャノニコの数あるファブリックレーベルより、ビッグヴィジョンでは新エースとも呼び声が高い《CANONICO 21Micron》を今季もご用意しました。
キャノニコ21マイクロンは、イリアブランドらしいなめらかで艶感のある生地という従来のキャノニコのイメージを良い意味で覆した全く新しいタイプの生地です。
イギリス生地のような優れた耐久性、防シワ性を持ち、また生地の重さもかなりのヘビーウェイト。まるでヴィンテージ生地を彷彿とさせるような風合いを味わうことができます。
ただ、さすがはキャノニコ社。生地の特性だけ見るとイギリス生地のような位置づけではありますが、ここにイタリアらしい綺麗な光沢感もしっかり備わっております。
ですので、この21マイクロンはイタリア生地特有の光沢感を持ちながらイギリス生地特有のハリコシをも兼ね備える、いわばイタリア生地とイギリス生地の特性をいいとこ取りしたような唯一無二の生地と言えます。
今季も21マイクロンらしい「見て楽しい、着て楽しい」豊富なカラーバリエーションをご用意しました。スーツの他、ジャケット、スラックス、オッドベストと様々な着こなしを是非お楽しみください。
また、今季はフランネル生地の中では比較的目付の軽い《Super100’sフランネル》と冬の定番素材《Super120’sサキソニー》もご用意しております。
どちらもミドルウェイトであるため、本来真冬の地厚生地(ヘビーウェイトのフランネル等)では避けられがちな「スーツ」もお仕立て出来るのが大きな魅力です。ただ、もちろんフランネル・サキソニーらしい暖かさ、風合いもしっかりありますのでご安心ください。
暖かみのある毛羽立ち、上品な艶感、上質で柔らかい肌触り、そしてデイリーユースできる目付と、魅力たっぷりの《Super100’sフランネル、120’sサキソニー》。
是非一度お試しください。
<9>CANONICO PERENIAL Super110’s(キャノニコ)
生地品番:M22-6712~M23-6893
Wool 100%
目付:260g/m
シングルスーツ:本体価格70,000円(税込77,000円)
スリーピース:本体価格85,000円(税込93,500円)
キャノニコの代表作である王道のロングセラーシリーズ《CANONICO PERENIAL Super110’s》は、現代スーツファブリックの定番中の定番であり、絶大な人気を誇っています。
キャノニコSuper110’sの最大の魅力は、美しい光沢感がありながらハードユースできる耐久性を持ち合わせているところ。
イタリアらしいしなやかで柔らかい着心地、仕立て映えする上品なドレープ感を味わいながら、耐久性にも優れている、というこのクォリティの高さには正直驚くものがあります。
その為、このキャノニコSuper110’sで仕立てたスーツというのは、様々なシチュエーションでご着用いただくことが出来ます。
例えば、ビジネスシーン。
Super130’s以上の生地の光沢というのは確かに素晴らしいものがあります。ただ、あまりに綺麗過ぎるが故に、どうしても仕事場で少し浮いてしまう、ということも。また、耐久性、シワのなりやすさにも難があるため、仕事着としては少々使いにくい側面がございます。
ただ、キャノニコSuper110’sの場合は、Super130’s以上の生地に比べて光沢はやや落ち着いているため、いやらしくない程度の絶妙な高級感を醸し出すことが出来ます。また、耐久性にも優れておりますので、浮かない程度に周りとの差を付けることの出来るビジネススーツとして必ず重宝します。
また、結婚式に参列する際のスーツとしても持ってこいです。
今や自由な装いがOKな結婚式も増えているため一概には言えませんが、一般的に参列する側のスーツの基本は、パッと見て『良いスーツ』であることです。新郎新婦よりも目立つような派手なスーツはNGですが、お祝いの気持ちを表すにはある程度綺麗な光沢のスーツが好ましいですので、ちょうど良い光沢であるキャノニコSuper110’sが適切な生地と言えます。
もちろん、華やかなパーティーシーンでのご着用もオススメです。
目付も260gで夏を除くスリーシーズン着用可能と、1着持っておけば本当に便利ですので、このオールマイティな生地『キャノニコSuper110’s』で是非お仕立てください。
<10>4PLY VINTAGE ARCHIVE
生地品番:X23-3705,3706・X22-3707~3711
Wool 100%
目付:320g/m
シングルスーツ上下:本体価格63,000円(税込69,300円)
ジャケット:本体価格48,000円(税込52,800円)
パンツ:本体価格22,000円(税込24,200円)
コート:本体価格78,000円(税込85,800円)
秋冬用単品ユースファブリックとしてラインナップに加わり早や4シーズン目を迎えた 【4PLY VINTAGE ARCHIVE】ですが、年々ファンが増え、無くてはならない存在となりました。
その大きな特徴は『杢調』と呼ばれるカジュアル感&ウォーム感のある表情と様々な素材のアイテムと合わせることの出来る対応力の高さです。
ロロピアーナのオーストラリスsuper150’sのようなドレッシーな生地とジーンズやフランネルのようなカジュアル生地は素材感が全く異なるもの同士を合わせるとどうしてもアンバランス感が否めません。
単品アイテムを組み合わせたジャケパンスタイルの失敗しないコツはそれぞれの素材感を合わせることと、凹凸感のある生地を選ぶことです。
秋冬物ではフランネルやツィード、春夏物ではホップサックやポーラなどがこれに当てはまり、どれもプライベートユースでもビジネスカジュアルユースでも対応出来るポテンシャルの高い素材となります。
この4PLYはツィーディーな風合いですが、ハリスのようにハードなテイストでは無いので、ツィードの硬さがちょっと苦手、といった方でもチャレンジして頂きやすい生地であります。
今シーズンはネイビー2色に、グレイ、ブラウン、ダークグリーンの全5マークをご用意致しました。
その中でも特にお薦めなのがじわじわ人気が高まりつつあるダークグリーン。
しっかりと濃い色目ですので、思っている程手強くはありませんよ。
ネイビーとの相性も良いので是非この秋冬にチャレンジされてはいかがでしょうか?
<11>PURE COTTON ~JACKET~ / PURE COTTON~PANTS~
生地品番:X2-3714~Y23-0001
Cotton 100%
目付::430g/m
セットアップ:本体価格63,000円(税込69,300円)
ジャケット:本体価格43,000円(税込47,300円)
スラックス&スカート:本体価格20,000円(税込22,000円)
2021AWからリリースしているピュアコットン。YOSHIMURAでも既に3シーズン目を迎えるコレクションから外すことのできない人気シリーズです。
ここ数年でビジネスウェアのカジュアル化も浸透し、コットン素材もビジネスシーンで使われる傾向も増えております。ビジネスや普段使いにはもちろん、幅広いシーンでお使い頂けるピュアコットンは今季も注目の素材である事は間違いありません。
コットンとウールを比べると、コットンの方がややチープな印象を持つ方もいると思いますが、このピュアコットンは、全くそんなことはありません。
触れば分かる、この生地のツイル織りの立体感と生地の目付(重さ)、そしてしっかりした生地の打ち込みとハリ感は、軟なコットンとは明らかに違い、冬の代表素材のハリスツイードと比べても、目付の差は約55g/m2、ピュアコットンの方が若干軽い程度と言えば、その重さが伝わるかと思います。
生地の重さ=安定感のある素材=仕立て映え。
と言うように、コットンスーツ、ジャケット、パンツ、コート等、どんなアイテムを仕立てるにしても仕上がりも良く、そしてヘヴィーユースしてもへこたれない強さもあり、ユーティリティな一面も見逃せません。
ウール系のアイテムとの相性も抜群なので、1アイテム(ジャケット、スラックス単品etc)をあなたのワードローブに加えるだけで、着こなしの幅がグーンと広がることも、コットン素材の良いところですね。
さて、今季リリースされる色展開は、昨年と同様6色展開に加えて、ナチュラルな仕上がりを楽しんで頂ける《国産デニム》もラインナップに加わりました。
デニムの色目はナチュラルな印象の杢調のブルー。《微起毛》で少しレトロな印象と優しくソフトな雰囲気があり、年齢問わずコーディネートしやすいカラーです。
コチラもお見逃しなく。
それではここからは、メンズ、レディースの方に向けて、お勧めのお仕立て&コーディネートをご紹介します。