ビッグヴィジョンでは、ロロ・ピアーナやキャノニコといったイタリア生地を多く取り扱っていますが、ここ数年のトレンドでクラシックスタイルのスーツの需要が増し、英国生地をというご要望も多くなってきました。
 
そこで、2021年秋冬物の新作として待望の英国生地「JOHN FOSTER-ジョン・フォスター」を入荷。
英国生地の定番、そしてコストパフォーマンスにも優れたジョン・フォスターの生地をご紹介しますので、生地選びのご参考になれば幸いです。
 

 

ジョン・フォスター社の特徴

ジョン・フォスター社は、英国のほぼ中央に位置し、羊毛産地のハダースに連なるヨークシャーのブラッドフォード郊外クイーンズベリーで1819年創業の毛織物メーカーです。2019年には創業200周年を迎えました。
 
生地を作る工場ブラック・ダイク・ミルズは、1836年ごろ産業革命のさなか、苦しいながらも新しい織機への投資を続け1851年には、クイーンズベリーではいちばんの存在になりました。
1900年には工場の総床面積は15エーカー(東京ドームの約1.3倍)を超え、500台の力織機を収容しています。

 

生地の特徴

主にスーツやジャケット、スラックス製品に向けた素材を提供する為、原毛はスーパー90’Sからスーパー100’Sの比較的物性の安定した耐久性に優れた梳毛糸で織られた生地が多いのが特徴のひとつです。
 
イギリス生地は重く目付がしっかりしているというイメージですが、ジョン・フォスターはほどよい目付と肉感でカッチリとしたブリティッシュなスタイルから、生地のドレープ感を活かしたイタリアンまで幅広いスタイルに対応できるのがジョン・フォスターの強みです。
 
コシもあり、軽い生地でありながら、耐久性も優れており、高品質でありながら価格メリットの高い生地と言えます。

 

おすすめの生地

ジョン・フォスター社から選ばれた、エクストラファインウールの素材から、無地・いかにも英国らしいストライプ・織柄の11種類をピックアップしました。
中でも、マイクロヘリンボーンを織り込んだR21-4601のネイビー・R21-4602ミディアムグレイ2色は、20代のビジネスマンから60代までの幅広い年代層にオススメできるベーシックデザインです。
 
秋冬物とは言っても、生地の表面の毛足が短くクリアに仕上げられているので、四季のはっきりしている日本でも比較的長いシーズン着まわせるのも嬉しい素材です。だからと言って、連日の着用は禁物で、理想は一日着用したら2日は休ませてあげたいですね。それからブラッシングもお忘れなく!
 
英国的な雰囲気がお好きな方であれば、R21-4603・R21-4604の太いピンストライプの生地からR21-4608の伝統的なグレンチェックで、ダブルブレステッドやスリーピースなどブリティッシュなお仕立てを楽しんで見るのもよろしいのではないでしょうか?

 

価格:シングルスーツ 58,000円(税込 63,800円)

R21-4601
濃紺
ヘリンボーン
R21-4602
グレイ
ヘリンボーン
R21-4605
濃紺
無地
R21-4606

無地
R21-4607
チャコールグレイ
無地
R21-4609

シャドーストライプ
R21-4610
濃紺
シャドーストライプ
R21-4611
濃紺
ヘリンボーンストライプ

 

冬におすすめのミルド素材

ミルド素材はフランネルほど毛足は長くなく、起毛でも綾目の見えるソフトな風合いで、秋冬向きの素材です。
R21-4603
チャコールグレイ
ピンストライプ
R21-4604
グレイ
ピンストライプ
R21-4608
グレンチェック
オーバーペン

 
 
今年の秋冬は、英国紳士スタイルで決めてみてはいかがでしょうか?
ジョン・フォスターの生地は店頭で実際に触ってみて頂けますので、ぜひお気軽にご来店ください。
各店にて採寸予約も受け付けておりますので、お気軽にご来店ください。

 
※価格はお仕立て上りの価格で表示しております。