すっかり暑くなり最近では上着が要らない日も増えてきましたね。
街中でも上着を手に持ちシャツ1枚で過ごされている方をポツポツお見かけするようになりました。
これから、よりジャケットを脱ぐ機会も増えてくると思います。そんな時に主役となるアイテムといえば「シャツ」ですよね!シャツって普段は中に着ているものなので「ちょっとサイズが合わないけどまあいっか!」なんて気を抜きがちな方も多いかもしれません。
でもいざこれからシャツ1枚で過ごすことを考えるとサイズ感ってとても大切ですよね?ただそうは言っても既製品だと中々自分に合ったサイズを見つけるのって難しい…。
そんなお悩みもオーダーなら解決です!自分の身体に合ったサイズのシャツをお仕立て頂けます。
このたび、ビッグヴィジョンではシャツが主役になるこれからの季節にオススメな「カンクリーニ」「トーマスメイソン」「アルビニ」といったインポートシャツの「新作生地」が種類豊富に入荷致しました。
綿100%でなめらかな生地感と上品な光沢感、発色の良さはインポートならではの魅力です。1度ご着用いただきましたらその魅力をご実感頂けます。
是非、この機会に普段あまりシャツにはこだわっていなかったという方も、オーダーだからこそのフィット感と自分好みのデザインで楽しむ高級感溢れるインポートシャツをお楽しみください。
それではご紹介いたします。
生地ブランド紹介
1.カンクリーニ 【1枚:20,000円(税込22,000円)】
CANCLINI(カンクリーニ)はイタリアのコモにある1925年創業の名門シャツ地専業メーカーです。
コモは、イタリア共和国ロンバルディア州北西部にある都市で、コモ湖南端のほとり、スイスとの国境に位置する都市で、絹の産地として有名な場所です。
素材感は、光沢感が強くしなやかで肌触りが非常に柔らかいのが特徴です。高品質でベーシックなコットン以外にも夏の代表格「リネン」など季節感を楽しめる生地もご用意しておりますので、ビジネス用のシャツはもちろん、プライベート用のシャツのお仕立てにも大変オススメです。
2.トーマスメイソン 【1枚:20,000円(税込22,000円)】
THOMAS MASON(トーマスメイソン)は1796年にイギリスランカシャーで誕生したメーカーで、「英国王家御用達」のシャツ生地を作っていました。
生地は英国特有の、肉厚でハリ・コシがありしっかりとしているのが特徴。細番手の生地だと繊細なので、普段使いというよりは、ここぞの時の1着としてのご着用がオススメ。トーマスメイソンは細番手のわりに生地がしっかりしていて「普段使いにもオススメ」なので、クラシックなシャツスタイルがお好きな方は是非このブランドをお選びください。
3.アルビニ 【1枚:20,000円(税込22,000円)】
1876年設立のイタリア老舗ブランド。
アルビニとはイタリアの地名で、その地域に住む人は何かしらでアルビニに関わっているといわれるほどの規模の大きさを誇り、現在に至るまで家族経営で5世代に渡って経営をしてきました。
当社でも扱っている英トーマスメイソン社も傘下に置くなど、近年歴史あるブランドを吸収することで、さらにノウハウを伸ばし、最新技術を駆使して作られた「滑らかな肌触り」と細番手で高密度に織り上げた生地の「光沢感」は、他ではまねのできない「上質な風合い」を醸し出しています。イタリアらしい発色・素材感は一度体感すると虜になることでしょう。
オススメデザインのご紹介〈ビジネスシーン〉
昨今ではクールビズなど「ビジカジ化」が進みビジネスシーンでのスタイルもだいぶ自由になりました。
シャツにネクタイを締めた定番のタイドアップスタイルがしっくりくるという方や、ノータイやジャケパンなどのビジカジスタイルが楽で好きという方など様々かと思います。そこで今回は「タイドアップスタイル」「ビジカジスタイル」を二大巨頭としてビジネススタイルにオススメの生地やデザインをご紹介していきます。
【1.タイドアップスタイル】
ビジネスの定番!ワイドスプレッド
ビジネスの定番と言えば外せないのがこちらの「ワイドスプレッド」。レギュラーほど開きが狭くなく、ホリゾンタルほど開きが広くないのでネクタイを締めた時におさまりが良く、まさにタイドアップスタイルにオススメの襟型です。
生地は、白やブルーなどの落ち着いたもので無地はもちろん、光の当たる角度によって表情を変えるヘリンボーンやドビーストライプなどの織柄もオススメです。
クラシックな雰囲気を楽しみたい方はタブカラー
近年クラシックスタイルが注目されていたこともあり、人気のタブカラー。タブカラーとは、左右の襟を繋ぐ紐(タブ)が施されている襟のことです。ネクタイを締めた後に下から紐をかけることで、ネクタイを「立体的」に魅せることができます。
生地はピンクやパープルなどの「カラーシャツ」や「ロンドンストライプ」、お仕事場が大丈夫であれば「小紋柄」もオススメです。
また、「クレリック仕様」にすると「クラシック感がUP」。いつものタイドアップスタイルにちょっと変化を付けたい方はこの襟型をお選びください。
【2.ビジカジスタイル】
ノータイでもタイドアップでも!万能なボタンダウン
ノータイ用のシャツとして真っ先に思い浮かぶ襟型といえばボタンダウンではないでしょうか。衿と身頃がボタンで固定されているのでノータイでも衿がだらしなく見えず、きれいにご着用頂けます。
オックスフォード×ボタンダウンで定番スタイルはもちろん、敢えて光沢感の強いドレス寄りな生地を選んでカジュアルとドレスの絶妙なバランスを楽しむのもオススメです。選ぶ生地によってはとことんカジュアルにも、ネクタイを締めることもできるのでビジネスにも最適。まさに「万能」な襟型なので1着持っているとコーディネートの幅が広がります。
エレガントさと爽やかさを演出!カッタウェイ
カッタウェイは衿の開きが大きく、衿先が後ろに流れているのでノータイでも衿立ちがキレイですっきりと爽やかな印象でご着用頂けます。ブルー系の生地で爽やかにコーディネートするのも、ジャケパンスタイルのポイントとして色柄物でのお仕立てもオススメです。
オススメデザインのご紹介〈プライベートシーン〉
突然ですが皆さんはプライベートはどんなスタイルが多いですか?
プライベートでいざ自由となると、意外と考えるのが大変だったりしませんか?
夏は暑いから半袖Tシャツ一択という方も多いと思いますが、一見涼しそうに見えて意外と暑いんです。え?シャツの方が長袖だし暑そうという声が聞こえてきそうですが、半袖だと肌に直接日光が当たるので実は長袖よりも暑いんです。
ですからオススメしたいのが「シャツ」です!休日にシャツを着る気になれない方も多いかと思いますが、リネンなどの涼しい素材を選んだり、オープンカラーなどのリラックスした襟型を選ぶなど素材やデザインを一工夫するだけでビジネスシーンのシャツとは全く違ったプライベート用のシャツを作ることができます。シャツなら「1枚で着ても」様になりますし羽織としても使えて「使い勝手が良い」などメリットがいっぱいです。是非この機会にプライベート用のシャツをお仕立てしてみてはいかがでしょうか?
イタリアンカラー
イタリアンカラーとは、別名 ”ワンピースカラー” とも呼ばれており、衿から前立て部分まで1枚の生地でつながっている仕様の衿型のことです。それにより衿が綺麗なロールを描き立体的な仕上がりになります。
ノータイだとVゾーンがどこかモノ寂しく感じたりもしますがイタリアンカラーなら心配ありません。衿のロールが美しくエレガントなデザインなので生地はシンプルに無地や、素材感でいうと夏の代表格である「リネン」など風合いのあるリラックスした生地を選ぶことで、絶妙なバランスの抜け感のあるシャツに仕上がります。
リラックス感の中にもきちんと感をプラス!スタンドカラー
もともとシャツは襟のないスタンドカラー(バンドカラー)で、そこから羽根が付き現在の衿になったともいわれる歴史のある衿型です。
最近トレンドにもなっている要注目の衿型。レギュラーカラーのシャツにはない、リラックス感とこなれた雰囲気を演出できるのがこの衿の良いところ。
休日にシャツを着るのは抵抗があるという方でも取り入れ易いと思います。いつもより少しゆったりめに仕立てて裾をタックアウトしたリラックス感のある着こなしも、裾をインしてカジュアルの中にもドレッシーさのある着こなしも、シーンや気分に合わせてお楽しみください。
ビッグヴィジョン今季イチオシは「デニム」
ここまでインポートブランド生地を多数ご紹介してきましたが、ドレッシーなイメージの強いカンクリーニの中で異色を放つ生地がこちらの「デニム」です。
今季はビジカジスタイルにもプライベートにもお使いいただけるデニム生地が新しく仲間入りしました!
シリーズ名は「ブルーパール」。とても柔らかく光沢感もあり名前の通り「真珠」のような美しさの感じられる生地です。
デニム生地ラインナップ
デニムなのに上品にもカジュアルにも着れて、しかも肌触りも極上。まさに「万能」なアイテムですが、実はひとつだけ「注意点」があります。それは…
最初はものすごく「色落ち」します…!
そうです。唯一の注意点は「色落ち」です。こちらは今回初めて水洗いしたもの。え⁈これ大丈夫なの?と日本ではびっくりするほどの色落ち具合ですが、この生地を作っているイタリアでは品質基準値内で全く問題がないんです。
デニム好きの方はお分かりかと思いますが、この「色落ち」こそがのちに「生地に味を出す」大きなポイント。
とは言ってもどうやって扱えばいいの?と疑問に思う方も多いはず。ということで注意事項をまとめてみました。
色々と手間はかかりますが、使い込んでいくうちに生じるこの「色落ち」が生地の風合いを良くしていきます。では実際にどんな具合に色落ちしていくのか、元の生地とデニムシャツを比べてみました!
こちらは3回手洗いにて洗濯をしたものですが元の生地と比べると色が変わってきているのが分かります。洗い方によって色落ちの仕方も変わってくるので「自分だけの特別な1着」を作ることができるのも魅力!
色落ちこそこの生地の醍醐味‼
カンクリーニのデニム生地、いかがでしたでしょうか?色落ちと聞くと扱いに手間がかかるというイメージを受けるかもしれませんが、確かに手間はかかりながらも使い込んでいくほどに出るこの味のある風合いは、「色落ち」あってこそのもの。
よく手のかかる子程可愛いと言いますが、まさしくそんな感じですね。
愛着の湧く特別な1着になること間違いなしですので少しでも興味を持った方は是非店頭にてお手にとってご覧ください!スクリーン越しでで見るよりも何倍も綺麗な生地ですから。
いかがでしたでしょうか?
中に着るものだからと普段気を抜きがちでもあるシャツですが、これからシャツが主役の時期が来ますので急に暑くなって慌てないようにぜひこの機会にお仕立てされてみてはいかがでしょうか?
店舗には生地見本のご用意もございますので、近くにお立ち寄りの際やどれにしようか悩んでしまうというという方は是非店舗までご来店をお待ちしております。
※価格はお仕立て代込みの価格で表示しております。