夜に纏うタキシード!(2-2)

夜に纏うタキシード!(2-2)

こんにちは!秋葉原店です。

突然の飯テロ(?)失礼いたしました。

先日食べたマンゴーのかき氷です。

夏は冷たいスイーツが恋しくなりますよね。

体内から冷やして熱中症対策、と自分に言い聞かせてついつい食べてしまいます(笑)

 

皆様も暑さにはご用心下さい。

 

 

さて、前回はタキシードについてご紹介しましたが、調べていくと色々と面白かったので、

タキシードについての豆知識をご紹介いたします。

 

 

ここで紹介する歴史は諸説あるため、あくまでも一説として楽しんでいただけると幸いです!

 

 

 

 

世界中で着用されているタキシードは別名「ディナージャケット」「スモーキング」とも呼ばれています。

 

「ディナージャケット」は昔のイギリスでのタキシードの呼び方で、

ディナー時は燕尾服(後ろの裾が長い)を着用するのがお約束でした。

指揮者の後ろ姿のイラスト(オーケストラ)

その後、1870年代に後ろの裾を切り落として短くしたものが生まれ、

ディナーの時に着用する事から「ディナージャケット」と名前が付きました。

当時のファッショニスタ的存在であった、イギリス皇太子のエドワード七世がこのディナージャケットを

パーティなどで積極的に取り入れたため、貴族たちの注目を浴び、流行しました。

 

また、燕尾服から着丈の短くしたものは、ドイツやフランスの社交界やカジノでも流行し、

自宅などでくつろぎシガーを喫煙する時に着用されたため、「スモーキング」とも呼ばれています。

 

タバコを吸うためにタキシードを着るなんて、なんとも優雅ですよね。

 

 

そして、タキシードと名前が付いた事件が1886年ニューヨークで起こります。

タキシードパークという地帯の別荘で開かれたパーティで、皆が当時のフォーマルウェアである燕尾服を着る中、

主催者のグリスウォルト・ロリダート氏真っ赤なスモーキングジャケットを着用してきました。

(彼は前の年にヨーロッパ旅行をした際に感銘を受け、取り入れたとされています)

 

当時のドレスコードを破るこの行為は当時大きな話題となり、

スモーキングジャケットはニューヨークを中心に注目されることとなりました。

 

 

そして、この事件が起こった地名にちなみ、「タキシード」が生まれました!

 

 

様々な人物、土地、流行を経て今現在のタキシードに至っていると考えると不思議ですよね。

もし何かが欠けていたら現在のタキシードは存在しないかもしれません….

 

皆様もタキシードを着る機会がありましたら、ぜひとも歴史に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

また豆知識を仕入れましたらご紹介したいと思いますのでお楽しみに^^

 

飯塚でした!

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