ウォッシャブルスーツのメンテナンス

ウォッシャブルスーツのメンテナンス

ss7Days

梅雨に入りジメジメと暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
夏はビジネスマンにとって、とてもつらい時期ですよね。
 
1日中スーツを着用していると汗でスーツが汚れてしまいます。
そんな時に便利なのが、自宅で簡単に洗濯できる
「ウォッシャブルスーツ」!!
 
自宅で洗えるのは分かったけど具体的にどうやって…?
という方の為に洗濯方法など詳しくご紹介致しますので是非参考にしてみてください!
 

 
 

ウォッシャブルスーツとは

ウォッシャブルスーツとは自宅で洗えるスーツのこと。「ポリエステルが40%以上含まれている生地」なら、ウォッシャブル仕立て(オプション税込2,200円)が可能です。
自宅で洗える以外にも嬉しい特徴がありますのでご紹介します。

 

➀涼しい!

通気性の良い「メッシュ素材」の裏地を使用しているので涼しくご着用頂けます!

 

➁軽い!

付属品(接着芯、胸増芯、タレワタ、パット)を軽量化するために「専用の付属品」を使用。洗濯時の「水切れの良さ」を追求し、「軽量化」にも成功しました。当社比20%以上の軽量化を達成しており女性でも小指1本で軽々持ち上げられる軽さです!

 

ウォッシャブル対象生地一覧はコチラ

SPECIAL RECOMMEND 25,000円(税込27,500円)
7Daysオーダー専用商品 T品番 33,000円(税込36,300 円)

※WEBからご注文でウォッシャブルをご希望の際は「その他のお問い合わせ欄」に「ウォッシャブル希望」とご記載ください。※7Daysオーダー生地のうち上記の金額の商品のみウォッシャブル対応可能となります。

 
 

メンテナンスについて ~洗濯編~

point1.きれいに畳んで洗濯ネットへ

ネットのサイズが大きすぎるとキレイに畳んでも崩れてシワが付きやすくなってしまうのでご注意ください。
ネットがない場合は洗濯機を使用せず、桶などで押し洗いするだけでもかなり汚れが落ちます。水温が高いと皮脂汚れ等のタンパク質汚れが凝固しますので水温は30℃以下にしてください。

 

point2.手洗いモードで洗濯


 

point3.脱水は軽く短めがオススメ!

強く脱水をしすぎると、シワが付きやすくなってしまいますので、比較的軽め(短時間1分~2分)がオススメです。

 
 

メンテナンスについて ~乾燥編~

乾燥機は使用せず、ハンガーにかけて陰干ししましょう。

肩幅がしっかりとある厚みのあるハンガーを使用し、丸一日陰干ししてください。
ウォッシャブルスーツは、裏地がウォッシャブル専用だったり、芯地・肩パッドも水はけの良い物を使用しますが、それでも「丸一日しっかりと陰干し」をしたほうが良い仕上がりになりますのでオススメです。

 

陰干しである程度はシワが取れる!

洗濯後のスーツと比較すると、陰干し後はかなりシワが取れていることが分かります。これだけでもかなりアイロンが「ラク」になります。
 
とにかくアイロンをラクにしたいという方は、パンツを干すときに「裾口を上にして干す」と水とウエストベルトの重さでシワが伸びやすくなるのでオススメです。
 
いくらアイロンがラクになるとはいえ、そもそもアイロン自体かけたくない。という方には……

ポリエステル100%生地で仕立てたスーツなら、シワが入りづらいので脱水後そのまま陰干しをしておけば、ほぼアイロンの必要がありません!実際にどうなるかポリエステル100%生地のスーツを洗ってみました!

いかがでしょうか?こちらは脱水直後の写真ですが、ほぼシワが入っていません!これから丸一日かけて陰干ししていく過程でさらにシワが目立たなくなってきますのでほとんどアイロン要らず!お手入れがとても「ラク」
どうしてもアイロンが苦手で、できればかけたくないという方は是非ポリエステル100%生地のスーツを試してみてはいかがでしょうか?
 
 

メンテナンスについて ~アイロン編~

普段アイロン掛けをしない方からすると、ちょっと抵抗があるかもしれませんが、ご安心ください!
以下の点さえ気を付ければ、誰でも簡単にできます!


 

アイロンの手順〈パンツ〉

 

パンツはジャケットに比べて洗濯頻度が高いですよね。でもご安心ください!パンツのアイロン手順はたったこれだけ!アイロンがけに抵抗がある方も安心です!

  • 【➀足部分】:折り目が消えにくくなるシロセット加工(オプション料:税込1,100円)などをしていると楽に出来ますが、基本的にはセンタープレスに合わせてプレスします。
  • 【➁腰回り】:タオルを入れて立体感を出すとやりやすいです。ベルトループ部分や正面は目立つので少し丁寧にプレスしましょう。
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    アイロンの手順〈ジャケット〉

     

    ジャケットはパンツに比べると少しだけ工程が多いですが、ポイントを掴めば誰でも簡単にできます!

  • 【➀袖】:タオルを入れて立体感を出し軽くプレスします。
  • 【➁胴回り】:衿を伸ばし、前身頃からプレスします。衿周りは伸ばしてプレスすると元々のプレスが残っているのでフワッと襟が立ち上がります。
  • 【➂背中】:比較的平面なのでやりやすいかと思います。陰干しである程度のシワは取れているので、軽くスチームを当てる程度で大丈夫です。
  • 【➃肩】:難しそうな肩は、大きめのバスタオルを丸めて入れてプレスします。肩部分はそこまでシワが入らないので軽く形を整える程度で大丈夫です。
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    完成です!

    いかがでしょうか?ここまで上下合わせて10分程度でこのように十分綺麗な状態になりました。
     
    スーツはドライクリーニングに出すのが一般的ですが、ドライクリーニングでは石油系の溶剤を使う為、油性汚れには強い反面水溶性の汚れは落ちにくいものです。
     
    ご家庭の洗濯機で洗えればドライで落ちにくい「汗」「食べこぼし」などの水溶性汚れが落ちるので結構重宝します。また、クリーニング店に持ち込む手間が省けるのも嬉しいところです。

     
    これから暑くなって洗濯の必要が増える時期、
    ウォッシャブルスーツをお持ちの方も、これから仕立てようという方もご紹介した通り簡単にご自宅でメンテナンス出来ますので是非試してみてください!
     

    ※価格はお仕立て代込みの価格で表示しております。

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